それぞれの持ち場で最大限を楽しむ、活かせばいい

私は、この仕事を通してほんとうにたくさんの人たちを見ました。世の中でメディアがネガティブなイメージを勝手にばらまかれている人たち、全然そういう人たちではないことにも気づきましたし、そういう人たちも普通に一般の人たちと何ら変わらないレッスンがあったりしますが、最も違うところは強さです。タフさです。魂の強さとタフさです。きっと、世の中ではいろんなことを言われたとしても、その人たちはそれをしようと魂のどこかで決めているのです。もし、自分が成功したら、世に知られたらどうだったんだろうって考えたことがあることってあると思うのですが、多分、多くの人は強さ、タフさがなく、耐えられないと思います。もしかしたら自分は世の中に出てこう変われたかも、ああ変われたかもと思ったとしても、本当に世に出ていないなら、そうすべきではないし、そうできないのだと思います。もしこうだったら、ああだったらなんて絶対ない、必要なものしか人生には起きないし、それでいいと思います。それぞれの持ち場で最大限を楽しむ、活かせばいい、それだけだと最近、特に思います。

伊藤仁彦