自分を偽る、本当の情熱に出会う道を遠くする

私は、幼い時からやりたくないことは絶対にしませんでした。この服を着なさい、この帽子をかぶりなさい、いやなものはいやだし、ただみんなそうしているから、これまでそうしてきたからという理由で強制されることには誰であろうと絶対に服従しませんでした。興味のないことは学べないし、やりたくないことはやりたくないし、どうせいずれ死ぬのに自分にウソをついてまでやる理由なんてないし、やりたくないことをしていることは関係する人たちに失礼だと思いました。

同時にやりたいことはやりました。あそこに行ってみたい、あれをやってみたい、バイクに乗りたい、タバコ吸ってみたい、病気になって入院したい、人をだましてみたい、自分も人も意図的に傷つけたい、あらゆること、やりました。だから、気持ちが上がることと下がることの違いを明確に区別できますし、これまでの経験を通して本当に成功したいなら、ただ1つのエッセンスしかないと思います。それは、情熱です。ピュアな情熱です。これすごい!面白い!それだけです。お金にしたいから、有名になりたいからといろんな下心のある情熱じゃなく、これすごい!面白い!それだけです。先日、レーネンさんのビデオを見ていて、これだ!これが新しい気づきだという発見がありました。なるほどね、これを言ってたのねという気付きでした。何度も何度も聞いていたのに、これはこういうことだったのねという気づきです。これをこれから伝えていこう!過去にない状況ですが、形を変えてもまだまだこの仕事を続ける力となりました。お金になるなんてどうでもいいのです。私が楽しんでやっていける、正直にこれは役立つと胸をはって生きていけるってことです。活き活きとする活力です。

自分にウソつくくらいなら、ゼロになって何もなくなってもいいやと生きていれば、本当に自分がこれだと感じるものに出会えると思います。私はいつもそうしていますし、そうしてきました。自分に正直に生きてダメになる社会、世界なんてい続ける価値もないし、いたくもないと。

真実を告げ、お客さんに好かれなくていいし。だいたい、人間に都合のいい魔法なんてありません。ソウルメイトに出会えるだの、開運だの、お金持ちになれるだの、パートナーに出会う方法とか、バブル時代にクリスマスを恋人たちのイベントみたいに煽った企業、マスコミのお金を儲ける手段でしかないです。人間の欲を利用されているだけです。自分の意思で人生は切り開くしかありません。

これがなくなったら生きていけないかも、人に変だと思われるかもと自分を偽る、本当の情熱に出会う道を遠くすると私は思います。

関係ないですが、1月のハワイのイベント、来年、4月と5月のイベント、私たちはやる選択をした、それがどうなるか、私のコントロールできることじゃありませんが、私たちは選択をした、現時点で私たちがやるべきことはやった。今はこれでいいんだと思います。後は、私たちの計画が全体に適切であればそうなるし、そうでなければならないだけです。選択の結果をコントロールしない、思い煩わない、それがバランスと思います。そうならなかったら、新しい選択をするだけです。

伊藤仁彦