愛されたいのが創造するアンバランス

これは、私が個人的に思うことですが、インスタやSNSを見ていると結局、みんな愛されたいんだなって思います。どれだけ人がうらやむようなことをしているか、ここで食べた、あそこに行った、こんな変わった活動をしている、私はサイキック、私はヒーラーと一生懸命にどれだけ自分が特別かを発信しているのように私は感じます。私は愛される理由がある、愛される存在だということをアピールしているのであり、その根底にあるのは自分以外の誰かに愛されたいの、それだけなんじゃないかなと。

本当に自分がしたいことをするんじゃなくて、愛されるためにどれだけ自分は人にうらやましがられる存在なのかを発信する、それは、過去のエネルギーを生きているのだと思います。私が育った時代、私の親は、「あなたみたいな人間、勉強していい学校に行かないと女性にもてないよ」といつも言っていました。愛されるためにはこうじゃなくちゃいけない、愛されるには理由が要る、私たちはさんざんすり込まれたと思います。

先日テレビで飽食がどれだけ地球に負荷をかけているかを特集していました。肉が本当に必要だから必要な時に食べるのならバランスがあるのでしょうが、お金があれば何でも買えるし、こんなにすごいの食べてますのアピールのための食材、本当の自分のエネルギーを知ろうとしせずに、私たちがすり込まれた愛されたいを実践するためのアンバランスな大量消費と無駄、あと10年で人間は大きな問題として直面させられるかもしれません。

自分の自然なエネルギーを知り、生きるってそんなに派手な何かじゃないと思います。派手で注目される行動によって愛され、満たされるんじゃなく、やっぱり自分を愛する、それぞれがそれに取り組むことで地球にバランスと癒しを与えていくのだと思います。

私も愛されたいの、ありました。私の方が知っているという上から目線もありました。でも、自分の本当の動機に正直になり、そういう不自然で不平等なエネルギーを止めるんです。今、私がこの地球のためにせめてできることで貢献して終えたいと強く思います。

今、いろんな制限があります。レーネンさんと直接的に触れ合えなくてもオンラインで大きな気づきを受け取れます。みゆきさんは本当の自分のエネルギーに出会う導きをしてくれます。いずれ本当の自分のエネルギーに出会わなくちゃいけないなら、早い方がいいと思います。

伊藤仁彦