正直さは光です。正直なエネルギー、動きとスピードを与えます

私もこれまで話しませんでしたが、私がしているレーネンさんの言葉の通訳、特別な意識にシフトしてやっています。今に全神経を集中することから入るスペースであり、自分のエネルギーを完全にオープンにするのです。どういう結果になるかなんて気にもなりません。言葉の一言一句、それはこういう意味でという組み立てをしません。出て来るエネルギーに合わせて口が動くだけです。この仕事の時だけシフトできるのです。日常生活ではやりません。オープンになっているので集中を妨げるものにとても傷つきます。

数年前、レーネンさんが酒井法子さんと記者会見をしました。多くの報道関係者が来るとわかっていましたが、まったく緊張はしませんでした。なぜならば、この集中の空間に入ると一切、私は切り離されるからです。この空間はスピードであり、エネルギーです。それに乗ればいいだけなのです。

本物のチャネルの人とやるとただ流れますが、あらかじめアウトラインがあったり、原稿をもとに話す人とはうまく行きません。思考で考えて話す人とはできないのです。いろいろ計画し、完璧さを目指す人もできません。エネルギーと流れがないのです。だから、私は通訳しなくても今は本物のサイキック、チャネルかそうじゃないか、体でわかります。この能力は、この仕事をして進化したと思いますし、特に頭のいい人、脳、主観で計画すること、考えすぎること、完璧を目指す人にもスピードとエネルギーの動きがないのを体の経験から理解しました。本物のチャネルにはエネルギーと流れがあります。止まりません。

しかし、このスペースでやっているときにそのスピードを下げられると、またそのスペースに入るのに大変なのです。例えれば、はしごから落とされ、また昇らなくてはなりません。傷つけられるのと同じ感覚です。私は素晴らしい通訳だとは思いません。チャネル系の通訳しかできないと思います。ビジネス系は無理でしょう。まったく違うエネルギーだと思います。

正直な質問って、本当に数語でたずねられます。「私は、進化したか?」「私は、霊的にレベルが高いか?」「私は、サイキックとして仕事ができるか?」「私は、また特別な誰かと出会うか?」を本当に知りたいなら、この数語で聞けます。人にどう思われるかを気にした遠回りで相手の答えを支配するような長い説明の質問、いろんな意図がある質問、クリアじゃないもの、エネルギーを遅くし、下げるのです。意図があるもの、誘導尋問的なものも同じです。

正直でクリアである、流れにエネルギーを加えてくれます。私は、人の質問がどんなもので本当にどうでもいいのです。私に関係のないことです。大事なのは、そこにあるエネルギーです。正直であればあるほど短く、ピュアでクリアでエネルギーがあり、スピードがあります。エネルギーを言葉で出す仕事をする経験からわかります。正直であるかどうか、大事なのはそれだけです。

正直さは光だとレーネンさんは言いましたが、本当に正直さは光です。正直なエネルギー、動きとスピードを与えます。そして、正直じゃない、相手はどこかのレベルで違うと感じます。正直じゃない、エネルギーを下げ、スピードを落とす、相手を傷つけますが、正直じゃないエネルギーを何よりも自分に与えているのです。自分に光を与えないのです。集中し、自分のエネルギーをオープンにして私が経験から得たものです。

伊藤仁彦