新しい道が示されているのを感じます

この仕事、人生で最も長い仕事になりました。直感、サイキック、感じることで自分を尊ぶ、その価値、私自身の人生にもさまざまな扉を開いてくれました。もう違うと感じるものを捨てるとまた違う経験があり、私はこれからどうなる、こうなるなんてあまり考えません。今、違うと感じるもの、私は離れられます。ダメだったらやり直せばいいし、私は子供の頃から自分にウソをついてまで生きることはできません。だから、私たちのしていることで過去を手放せたという方がいるなら、それでいいかなと思っていました。

私たちのやっていることを使い、どうやっても離れられない仕事、人間関係、それを手放せた、それを人生の大きなゴールにしてありがとう、さようならと去って行った方たちもたくさんいますが、この15年くらいやっている中でずっと継続的に来られている方を見ていると、未来の地球はきっとこうなるのだなあというぼんやりとした姿、スピリチュアルを学んでいくことの本当の価値を見ることがあります。

過去、私たちは何かを持っているならそれを仕事にする、それで役立つ、人によっては知性を使って科学者、医師、弁護士みたいな明確にこういう形で自分のある一部の能力を使って役立つ、それできっとよかったと思います。

しかし、15年くらいずっと何かのイベントに来られ、私がずっとその姿を見ている方たちを通して、宇宙はこの人たちに形のない仕事をさせようという意図をとても今年から感じるようになりました。

みゆきさん、レーネンさんがこの人たちに定期的に渡しているメッセージを見ていると、次から次へと新しい情報が出てきて、私はそばで客観的に見ていて本当にそうと思うんだけれども、本人はまだ明確には自分の価値をわかっていないような気がしますが、今、この奇妙なエネルギーにあふれる中でこの人たちがただモニター越しにいる、それだけで包まれるような、穏やかで気持ちを上げるエネルギーをが際立つのです。そういう方たちにモニターを通してまたお会いできる、特にオフラインのイベントができない今、私も楽しみなのです。

私の身勝手な持論ですが、本当の自分、つまりさまざまな側面の自分を渡され、それを感じ、受け入れ、自分の一部にブレンドしていくプロセスをしていけばいくほど、エゴ、期待、計画から自由になり、ピュアなエネルギーとしての本当の自分としてただ存在するだけになる気がします。そのピュアなエネルギーこそ、癒し、光だと思います。

みゆきさん、レーネンさんに中を見られるのが怖い、本当のことを言われるのが怖い、適当に気持ち上げて欲しい、私って特別でレベル高いですよね?私って宇宙人?フェアリー?とたずねたいとか、そんなことじゃなく、この人たちはどこからでも切ってください。本当のこと言ってくださいというオープンさと寛大さがあります。「私は、進んで、喜んで変化します」を生きていると思います。

戦争が怖い、地震が怖い、お金が無くなるのが怖いって人は言いますが、怖いって自分を知ろうとしない、自分を知ることを怖がっているんじゃないかと私は思うのです。自分の真実を知ることを拒絶しているから怖がるんじゃないかと。自分のあらゆる側面を知れば、怖くないことに気づくんじゃないでしょうか。

今、過去にどのレベルにいようが、「私は、進んで、喜んで変化します」が非常に重要だと実感します。この人たちももしかしたら昔はいろんなエゴ、期待、計画もあったかもしれませんが、そういう部分をどんどんそぎ落としているというのは明確にわかりますし、同時にこちらにも大きな力とエネルギーを与えてくれるのです。受け取る与えるが平等に実現しています。

その方たちはきっと自分がやっていることを知らないかもしれませんが、今、そしてこれからの激動で生みの前の苦難の時代に自分への人、さまざまな生命からの反応を通してこのピュアなエネルギー、癒しと光を放つためにこの人生はあったということにクリアに気づき、本当の満足と喜びを経験し、この光にひかれ、必要とする人たちがこの仕事やらない?書いてみない?話してみない?こっちに来ない?と予想もしなかった、期待もしなかった形で招かれ、自分を使っていくエキサイティングなチャンスをもつかむのかもしれません。

私たちの仕事への新しいゴール、目指す道のようなもの、こういう人たちから見せられているような気がします。お互いに双方向に学びであり、受け取る与えるです。

伊藤仁彦