大好きだった人が時間の経過と共にそれ程好きでもない人へとランクダウンし、やがて完全に気持ちが冷めてしまうことがあります。大阪弁で言うなら「あー、ちょっとしんどなってきたなぁ。もうどうでもええわ」って感じです。

愛していたとばかり思っていたのにいつのまにか気持ちが冷めたなら、心に抱いていた愛は本物じゃなかったと思ってしまうかもしれない。小説や映画では「本物の愛は永遠だ」みたいなテーマが多いですものね。

たとえどんなに短い期間であったとしても胸が熱くなってハートが愛に満ちたのならそれで良かったのです。期間が長いものが本物で短いのは偽物だとは決めつけることが出来ません。どんなに短くても完全燃焼出来た愛はいつまでも心地良い思い出として心に残るものです。

相手のことを本当に愛していたなら少々の欠点や至らぬ所があっても笑って受け入れることが出来ます。もしも小さなことも許せなくなり共に過ごすことが苦痛でしかなくなったなら愛は終わったと判断してもよいでしょう。

人は進化や成長と共に周波数が変わります。愛する二人の周波数がアンバランスになってしまったなら共鳴は起こらなくなります。そして次第に干渉を起こしたり不協和音が生じることになる。そうなると心地よさが消え失せ不快に感じることのほうが多くなるのです。

誰が悪いって訳じゃないんです。共鳴していた関係が互いの周波数が異なるスピードで変化した為、以前のように噛み合うことなく共鳴できなくなってしまったのだと理解しましょう。