あなたの身体の歪みに沿った過去世のルーツと道を辿ります。
構成は、
・過去世の真実のストーリー
・過去の記憶が現世の自分に与えている影響
・上記による身体の反応(負担)
・3つの過去世のまとめ
注)写真はイメージです。一番近いものを探しました。
<3つの道>
①繰り返すだけの毎日に一つの疑問を残した人生
(ポーランド)
-真実のストーリー-
あなたは真面目、平和でとても寡黙な男性です。
エキサイティングさもなく、困ることもなく、”普通”に生きてきました。
ただ”毎日普通”に生きてきたのです。
表現を変えると、ただ毎日”毎日を繰り返すように”生きてきたのです。
ある日の仕事帰り道、今まで見たことのないポスターを目にします。
バレエ団の初公演のポスターです。あなたの目が輝きました。
繰り返しの毎日に”1枚”の変化が起きたのです。”わあ、いいな!”あなたは声に出して呟きました。
咄嗟に出た声にびっくりし、照れ笑いを隠すように足早にそこを去っていきました。
次の日の朝から”毎日の繰り返し”にポスターの前で立ち止まり、”一目する”という動作が加わりました。
バレエ団の公演が終わり、ポスターがはがされるまで続いたのです。
そして、評判の良かったその公演は毎年恒例となり、あなたの毎日の繰り返しにちょっとした変化(ポスターの前で立ち止まり”一目する”)が起きるのも毎年恒例となったのです。それも仕事を引退するまでの話です。
あなたは、一つの疑問を残したままこの人生を終わらせています。
初めてポスターを目にした時の”わあ!いいな!”とは、バレエを観たかったのか?バレリーナの女性のスタイルか?バレエを踊ってみたかったのか?あなた自身もわかって(覚えて)いません。
なぜなら、自分の発した声を”恥ずかしい”と思い(評価し)足早に去ったことで自分の正直な反応(本心)に触れる機会を捨てたからです。
そして、あなたは波風が立たない、つまり平和ではあるけれど、エキサイティングさ、喜び、満足もない繰り返しの人生を生きたのです。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
自分の正直な反応(本心)とは、その瞬間に感じてこそわかるものです。
過去世であなたはこの反応を裁き、捨てました。
それゆえ、自分が”遠い”のです。
自分がわからないのではなく、”恥ずかしい”からわかりたくない!わかろうとしなかったのが事実です。
あなただけではありませんが、人間が定義している”自分”とは、論理的思考によって(人間の価値観、すり込みをもとに)定められ”評価”されたものを自分であると認識しています。
だから、自分を知ろうとする時に必ず人間は自分を問いつめ、説明、証明を求める”裁判”を行っています。
聞こう!知ろう!としている姿勢が”裁判官”、”検事”、”弁護士”であるため、多くの人が自分自身に対しすぐさま”言い訳”を探し、”言い訳”や”証明”からコミュニケーションが始まるのは当たり前の反応です。
何もしていないのにも関わらず、常に裁判にかけられているのだから正直な意見、素直な思い(本心)を言えるはずがありません。
自分を知ろうとしている行為そのものが裁判をしている、
つまり、最初から”裁きの場”に在り、”罰する(責める)”気満々であることに多くの人間が気づくべきです。
自分であることに安心できるどころか、毎日、裁かれ、精神的、感情的、肉体的に気が休まる時がないのです。
-身体の反応(負担)ー右の図①参照
あなたは、自分自身に対し常に冷静で客観的であろうとしていますが、それは、リスペクトというエネルギーがあってではなく、”恥ずかしさ(恥ずかしい自分)”から避ける(去る)ためです。
つまり、常に脳で裁きながら、いつでも捨て去ることができる距離感で自分を見ています。
毎日、毎瞬のルーチンになっているため、自覚はあまりないと思いますが、頭部のエネルギーにチリチリと火花が散っているような摩擦が起きています。
今まで感じなかったビリビリ、チリチリとした頭痛、熱が出ているわけではない熱さを感じているでしょう。
②山賊退治を続けた人生
(パキスタン周辺)
-真実のストーリー-
山岳地帯にポツンと存在するあなたの生まれた小さな村は、特に商人たちにとってゆっくりと眠れる唯一の場所でした。
国を超え交易が盛んになるにつれあなたの村は、商人たちが泊まるためにもっと多くの宿屋を求められるようになります。
あなたの家も宿屋を営むこととなりました。
細々と静か(平和)に暮らしていた村が豊かになり活気にあふれてきます。
その”豊かさ”と”活気”がその周辺の地域、国々の盗賊の耳に入ります。
穏やかで静か(平和)に暮らしていた村民は、”盗まれる”という経験さえないので”襲われる”対策などあるはずもなく簡単に”盗賊たち”の仕事場と化していったのです。
あなたの家もその一つです。
両親を脅し、アハハ、アハハと楽しそうにお金や商人の品物を持っていく姿を幼いあなたは目に焼きつけ”待っていろ!いつか必ず取り返してやる!”と握りこぶしに誓ったのです。
あなたの村も盗賊にやられっぱなしではありません。
村民たちで一致団結し、対策を講じるようになりました。
この対策のおかげで直接、宿屋を襲う数は急激に減りました。
でも、盗賊が減ったわけではなく、岩陰で待ち伏せして商人の馬車を襲う山賊の数が増えたのです。
あなたは、幼い頃に誓った言葉を忘れることなく、一人で鍛錬を続けました。
乗馬の訓練、弓矢の訓練、自分で作った剣での訓練、体力作り、筋トレ、日に日に逞しくなっていきます。
そして、16歳になった時に両親に”俺宿屋はやらない。奴らをやっつけに行く。”とだけ言い残し、山賊がよく出るという噂がある山道の全体が見通せる場所を見つけ、商人の馬車が通るタイミングで駆け付け、バッタバッタと弓と剣で退治したのです。
あなたは、取られた分を取り返してやる!の”的”だっただけが、商人たちは喜び感動し、”帰りも頼むよ”と大層の褒美をくれました。用心棒というよりは、”山賊退治”の仕事が成立した瞬間でした。
そして、あなたにとっての”取られた分取り返すという的”である山賊が、自分自身の生活を支える糧(お金)となったのです。
それ以降、あなたの山賊退治は恨み、正義ではなく、生活するための仕事となったのです。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
日本人は、感情的な執着を美徳とする傾向があります。
そして、特にこの執着を女性に求めています。
そうやって女性たちを縛りつけよう(支配しよう)としているのです。
なぜなら、この時代を選んで生まれてきている多くの日本人女性は、男性的なエネルギーを持つ”中性的な”ものが多く、エネルギー的バランスと自立の実現の可能性が高いため、過去の在り方生き方(エネルギー)を望む支配者たちにとって脅威となるからです。
あなたは、この過去世で感情的な執着(恨み、仕返し)を捨て、山賊の存在が自分の生活を支えている”糧”となっていることへの”不思議な縁”に感謝するとともに、仕事として割り切り淡々とこなしたのです。
そのため、生まれた時から非常に”さっぱり”していました。
それなのに”感情的な執着”が”愛(情)””優しさ”、”女の子らしさ”だと教育されても無理なのです。苦痛でしかなかったでしょう。
多くの幼い子供たちは、大人・社会の教育(すり込み)と周りを見渡した時の優等生の多さに圧倒されて”おかしいのは自分である”と決めつけます。
これが本当の自分を見失う(離れ、生きる)始まりです。
そして、この決めつけてきた自分と本当の自分の隙間に今の地球のエネルギーが入り込み刺激を与え、摩擦となって浮上しているのです。
-身体の反応(負担)ー右の図②参照
この過去世は執着を生きたわけではありませんが、今のあなたの人生で、(特に感情的に)執着することを良いこと(愛着・愛・愛情)だと教えられたため、大人のあなたからしたら無自覚・無意識になりますが、幼い子はまだ魂の記憶のエネルギーに触れやすいため、自分を守るために過去の記憶から似たような(慣れた)経験を引っ張ってくるのです。
それが、”待っていろ!いつか必ず取り返してやる!”と握りこぶしに誓い鍛錬を続けた経験です。
あなたの”持ち続けなければいけない”という執着は、両肩と両腕、握りこぶしに”力を入れる”ことです。
執着しているものはないと思いますが、あなたの握りこぶしから両腕、両肩は無理に今も”執着(力を入れる、鍛錬)”をさせられているのです。
③猿に教わった人生
(インドネシア)
-真実のストーリー-
あなたの両親は、二人とも言葉が話せませんでした。
愛情はたっぷりありますが、生きていくために二人揃って働かなくてはなりません。
あなたの住んでいた地域は、貧しい地域でみんながみんな生きていくために朝から晩まで働いていたため、幼い子の様子を見てくれる”余裕”のある家などなかったのです。
それどころか、ある程度大きくなると、みんな親の手伝いをして働きに行きました。
タイミングを逃すと(同い年の子がいない)遊び相手が全くいません。
あなたはその一人でした。
それに加え、自分たちは言葉を話せなかったため、言葉を話す機会も非常に少なく、両親はあなたの未来をとても心配していました。
その心配をよそにあなたは元気に外を飛び回り、友達(仲間)を見つけたのです。
猿の集団でした。この猿たちは力関係、序列が存在し、非常に厳しい規律が存在していました。
幼く無邪気なあなたは遊ぼうよー!とたまたま近くにいたボス猿の頭を撫でようと手を出しました。
案の定、手下の猿たちに”ボコボコ(傷だらけ)”にされたのです。泣き叫びながら帰りましたが諦めてはいませんでした。一人で遊ぶのはもうこりごりです。どうしても、仲間に入りたかったのです。
ボコボコにされて泣き叫び去って行き、次の日また戻ってくる・・・この繰り返しに、根負けしたのか、一目置いたのか、ある日ボスに受け入れられました。
ボスの一声で、あなたはこの猿の集団全員に受け入れられたのです。
次の日からあなたは、集団(仲間)に入る上での力関係、序列、規律を猿たちから学んだのです。
人間社会の規則(規律)を守ることなど、あなたにとっては簡単でした。
あなたの通った学校、働いた職場、”ボス”に近づき触ろうととしただけで”ボコボコ(傷だらけ/殺されかける)”にされることはなかったからです。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
あなたは、この猿の集団の仲間意識と力関係、序列、規律の厳しさを経験しているため、人間の”適当・口だけ・表面的な”仲間意識、力関係、序列、規律(規則)をばかにしている部分と、猿の集団にいた時の”守らなくてはいけない”という生存に関係する”掟”ばりのシリアスさが混在しています。
あなた自身、薄々気づいていると思いますが、真面目な優等生を”鼻で笑いながら”演じているようなところがあるはずです。
そんな自分を自分で警戒し、”バレたらボコボコにされる”という記憶から、人間社会(人間関係)、自分であることに対して変な緊張感が存在しています。
今世のあなたは、全く気にしていない、さっぱりタイプがゆえにほっとくと油断してしまう・・・
つまり”掟破り”と認定され(バレて)”ボコボコにされる”という過去の記憶の恐怖を使い、常に緊張を課す傾向があります。
おかしな話ですが、人間よりも厳しい”猿の集団の掟”の中にあなたは生きていないということを自覚すれば、意味のわからない、不要な緊張感を取り除くことができるでしょう。
-身体の反応(負担)ー右の図③参照
あなたは、自分が何に属しているかがわかっていません。猿でも人間でもなく、自身の魂と宇宙です。
それが緊張となり、あなた自身の信頼、自信のエネルギーに繋がれません。
自分自身のエネルギーを受け取っていません。エネルギーを使う一方(枯渇状態)です。
それが特に消化器系の働きを弱めています。
食べるもの、サプリ(栄養)が足りないのではなく、自分が誰であるかわかっていない、信じていない、信頼していない、つまり、自分のエネルギーを受け取っていない(感じていない)のが一番の原因です。
<3つの過去世の繋がり(まとめ)>
あなたは、この3つの過去世ではどれも根気があり、達成するまでやり続けるところと、慣れると”ルーチン化”する傾向があります。
つまり、気をつけないとロボット化するのが苦にならない部分があると過去世が警告しています。
今、世界の権力者たちは、人間のロボット化を待ち望んでいることでしょう。
でも、人間のロボット化とともに人類は滅びます。
タイムリミットはありますが、今、エネルギーを生きられる人たちが地球にも人類の未来にも必要なのです。
誰もが人間の価値観ではなく、自分自身のエネルギーに正直に忠実に生きられるか否かの選択によってタイムリミットも未来も、僅かであっても確実に変わります。
私たちは、これらのルーツと道の存在を伝えることしかできません。
ここから先は、あなたの領域です。
どう捉え、どう活かすかは、あなた次第です。
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