いつまでも飽きることの無い自分にとってのホンモノを見つける為に、私たちには「飽きる」とう選別フィルターが必要 – IBOK Japan

美味しいと思って大好きだった食べ物だったのに、急にどうでもよくなり飽きてしまうことがあります。そうなるともう食べたいとは思わないし食べることが苦痛な場合もあります。

同じように、勤めている会社や代り映えのしない毎日に嫌気が差してしまうこともあります。少しくらいなら大丈夫なんだろうけど、積もり積もって耐えきれないほどの重荷になってしまうと、もう毎日が辛くてしんどくて、ひと時も早くそういう日々から逃げ出したい衝動に駆られることになります。

そうした場合でも世間からの評価は冷酷であり「飽き性だ」とか「辛抱が足りない」となるかもしれません。しかし今朝の気脈メッセージは「飽きるというのは終了を迎えた流れに見切りをつけ、新しい体験を求めようとする心の要求だ」と語っています。

どんなに好きだった相手とも別れの日が訪れます。出会ってまだ日が浅いのに飽きてしまうみたいなことも起こります。それは飽き性だからではなく、もうそれ以上付き合ってもその相手から得るものや発見はもう何も無いってことなのです。

短期間で飽きてしまたって一向に構わない。自分の魂はそうなることを望んでいたはずです。不毛な時間をその後もズルズルと引きずって生きるより、心が冷めてしまった相手にはきれいさっぱりと別れを告げ、新しい出会いにかけてみてはどうでしょう。

ここから大切なことをお話しします。「どうせまた直ぐに飽きてしまうに違いない」と思っていたのにもかかわらず、一向に飽きる気配が無くいつまでも長続きすることになり驚くという場合もあるんです。

遊び半分で始めたことなのに、無心になって没頭していて、気が付くと人生の大半を飽きることもなく継続してしまっていたという経験がありませんか？それはきっとホンモノだったのです。

最初は軽い気持ちで付き合い始めた相手なのに、長い年月が経過した今ではその相手無しで生きるなんてとうてい考えらないというほどの一体感や愛情を抱き続けることの出来る人間関係に移行する場合もあります。その相手も紛れも無くホンモノだったのです。

ということは簡単に飽きてしまうことになったものとか人ってそのまま縁が切れてしまってもいいのです。飽きてしまったなら新しい方向に舵を切る必要があります。つまり、いつまでも飽きることの無い自分にとってのホンモノを見つける為に、私たちには「飽きる」とう選別フィルターが必要なのではないでしょうか。