度々自分の心に発生することになる迷いにうんざりすることがありますが、どうすべきかよりも本当は自分がどうしたいのかを優先したなら心に吹っ切りが付きます – IBOK Japan

既に心は決まっているのに突然迷いが生じることになる暗示が現れています。通常なら、迷いを振り払い最初に心に決めていた通りに生きた方がいいように思われるのですが、今回はどうもいつもとは様子が異なるようです。

最初から心に決まっていたことが常に自分にとっての正道であるとか正しい選択であるとは限りません。同様に、心の迷いとして突然現れたことが気の迷いが作り出した幻想であったり中身の伴わないまやかしであるとは限らないのです。

心の迷いを断ち切ると言う言葉だけ聞くと、いかにも意志の強い立派な行いである風に感じますが、半信半疑ながらも覚悟を決め、迷った方向に向かってしまったことが結果としてベストな選択であったことが後になって分かるみたいなことが結構あるんです。

将来結婚しようと心に決めていた人がいたとしましょう。周りの人たちも認めてくれています。しかしすい星のように突然現れた全く別の人に心を奪われてしまうことになり迷いが発生するかもしれない。

後になって現れた人が、気の迷いが作り出した幻想であったり中身の伴わないまやかしだとは限りません。むしろ最初に心に決めていた人との縁は限りなく薄く、後になってすい星のように現れた相手こそが赤い糸で繋がった本命の人である可能性だってあるのです。

度々自分の心に発生することになる迷いにうんざりすることがありますが、どうすべきかよりも本当は自分がどうしたいのかを優先したなら心に吹っ切りが付きます。もしもその時の選択が誤りだったとしても、「私はそうしたかったんだ」という思いはいつまでも心に残る大切な根拠になります。

みすみす不幸になる選択をすることがあります。周りからは「何もそんな生き方を選ばなくていいのに」と陰口を叩かれるかもしれない。そんなのどうだっていいんです。どんな内容であれ結果を受け取るのは自分。自分の選んだ選択こそが自分が生きるべき唯一の道だったのです。