どんな質問でも自分にとって正直な真実なら間違いなんてありません

私が現在、ロンさんの通訳をしていますが、ロンさんはどんな質問も霊的なあり方、この人生で達成しようとしていることはこういうことで、それが大事だというところに導きます。だから、どんな質問でもいいです。軍人だった人だから、本当にぶれません。自分のミッションを淡々とそして力強くやる人です。外国人のサイキックにありがちなタイプじゃなく、感情に揺さぶられることもなく、安定して素晴らしい力を発揮します。

私がレーネンさんのウェブカム、個人セッションをしてとても強く感じたことは、多くの方が正直じゃないということです。「私は、もっと素晴らしい能力で活躍できますか?」「私は人と違う、特別ですよね?」「私は、有名になれますか?」「私は有名人のXXと運命の糸でつながっていますか?」こういうこと、本当に思うならそう正直にたずねてください。ばかげた質問もくだらない質問もありません。正直な質問って短く、そしてクリアです。正直じゃないから説明にあふれ、聞いている方もわからなくなります。正直でクリアな質問をすれば、受け取る答えでそこにいつまでもいるのか、前に進むかがクリアに可能になります。

私も役に立ちたいし、正直に自分が思うことをちゃんと聞いてください。回りくどく「最近、なんか手のあたりがピリピリしてる」(もしかしたら自分にヒーリングの力があるってことをききたいのかもしれませんし)、「なんか子供の頃から人に相談されることが多くて」(自分はサイキックとして活躍できるのかってことをききたいのかもしれませんし)。正直さで人は動きます。この人、ここで自分は立ち止まっているということを正直に言っているんだ、じゃあ頑張ろうって人は思います。それを、婉曲にサイキックだからなんとなくでもわかるだろうとか、私にも伝わらないし、自らばかげた、くだらない質問にしてしまっています。

どんな質問でも自分にとって正直な真実なら間違いなんてありません。婉曲に婉曲に自分って本当はもっとすごくない?って本心をたずねないで、でもそれを知りたくてサイキック巡りをし続けて、ハードルをバンと上げられた人が最近、出つつあります。自分が本当に思っていることに正直に向き合えない人は、いい悪いで自分を裁くから人がどう思うかを気にし、自分も人も混乱させるだけではなく、いつまでも同じところにいます。

伊藤仁彦