体に良く無い食品を食べるのは控えようというニュースをよく目にします。大手スーパーや百貨店の店頭で堂々と並べられているものも名指しで危険だとされる例もあり、一般消費者である私たちは一体何を信じて食材の準備をすればよいのか迷うところです。

外食が多い人たちにとっては、出された料理の材料が大丈夫なのかどうか気になるところですが、あまり神経質になると何も食べれなくなってしまいそうです。私はそうしたことはあまり気にせず出されたものは何でも美味しく食べています。

随分昔の話になりますがある地区で捕獲されたイワシの缶詰からPCB（ポリ塩化ビフェニール）が検出され健康に有害だというニュースが流れ、大騒ぎになったことがあります。

しかしかなり後になってから、イワシの缶詰に含まれていたPCBの含有量を複数のサンプルから測定したところ「毎日2㎏のイワシの缶詰を一年間通して食べ続けたなら有害を認められるが、普通に考えて消費者が2㎏のイワシの缶詰を毎日続けて食べ続けるなんてことは想定しがたいので心配は無い」という研究論文が発表されました。

もし有害物質も摂取したとしても、そのすべてが体内に蓄積され残留する訳ではなく、ほとんどが体外に排出されるので今まで通り普通に食べている限り大丈夫だったのです。散々脅かされてた後だったから力が抜けましたね。

世の中見渡してみると食べていいものもあれば食べない方がいいとされているものもあります。しかし徹底してそうした専門家の判断を守って模範的な食事をしている人達が他の人たちと比べて健康だとは限らないし長生きしているわけでもないのです。何だかやるせないですね。

思ったよりも長くなってしまいましたので、続きはまた明日。