私は、意識ある時から人間って本当に複雑なことが好きで面倒なんだなって思っていました。制服を着なさい、髪型はこれにしなさい、これをやれ、あれをやれと言われ、従い、これってこの組織から出たら何の意味もないし、死んだら関係ないし、そこのルールを守らなかったら悪い人間って本当に狭いし、子供の時から嫌でした。だから、私はいつも自由でいたいし、人に指図もされたくないし、世界中が人間が創造したくだらなすぎるルールでバカみたいというのは今も変わっていませんし、私はみんなが主流に従えば従うほど、自分はやらないと思います。どうせ死ぬし、従わないから殺すと言われるのもそれでいいです。そんなくだらない世界で生きるつもりもありません。

だから、本当の自分を生き、自由になり、輪廻転生のサイクルから解放されるというレーネンさんの教えに共鳴したのでしょう。それまでの職歴もこの仕事をするのにぴったりでした。もう17年になりますが、今、思うのは自由になる、輪廻転生のサイクルから解放されるのが喜びだよという私とレーネンさんが思う喜びとほとんどの人の喜びは違うということです。

多くの方は苦しみ、辛さ、痛み、抑圧、トラブル、人間関係のドラマ、喜怒哀楽が好きだと思います。一生懸命にイベントに来てくださり、ど根性でまた同じ情報、答えを受け取ってできない自分をまた叩きのめしてまた来てくださるか、まるで何も聞いてなかったようにまた同じ質問をし続けるのを見て、多くの方の喜びは苦しみ、辛さ、痛み、抑圧、トラブル、人間関係のドラマ、喜怒哀楽、大好きだなってことです。止めるつもりなんてないし、本当にお腹いっぱい、飽きたら去るか変わります。それが悪いと言っているのではなく、これをもう十分、お腹いっぱいというところまで楽しむということが適切だと思うのです。だから、苦しみ、辛さ、痛み、抑圧、トラブル、人間関係のドラマ、喜怒哀楽を十分に意識的に選択すれば楽しめますし、楽しみは飽きることにつながっています。嫌なんですけど、でも、と言うなら自分の中でいつまでも摩擦を持ち、もうお腹いっぱい、飽きたに到達するのにもっともっと時間がかかるだけです。

それもなんとなくわかります。私は、ここはエネルギーが高い場所というところに住むのが好きじゃないし、あそこでの生活は辛かったというところに逆に戻ってみたいなというものもあったり、上記のことを書いている私も苦しみ、辛さ、抑圧、トラブル、人間関係のドラマ、喜怒哀楽が好きだったと思うこともあります。悪魔がいる、暗闇があるってのもキャーキャー！怖いっていうのも、ある意味楽しめます。意識的に楽しもうと思えば楽しめませんが、恐怖をベースに闇が光を攻撃するから光はまとまって闇と戦いましょうなんていうのも、正義感とかが刺激されて鼓舞されるのでエキサイティングさを感じると思いますが、争いを創造している点では闇と変わりませんし、意識的に楽しもうと思ったら実はバカバカしいというか。それも人間の複雑さなんでしょうね。人間だから仕方がない。今はそうしようとは思いませんが。ドラマを繰り広げる両者が正直にこれってエキサイティングだし、楽しいからバトルしない？なんて種明かししたらエキサイティングじゃなくなってしまいますよね。正直にいろいろ認めると、人間の人生ゲームは終わってしまうから、どこか無意識で人間は正直にならないんだなって思います。

私の生まれた時の計画の人生は終わったと思います。54歳で一度死にオリジナルの私はもういません。別なものに交代したと思います。一昨年、東京でレーネンさんがやってた宇宙人たちのと実験はこれです。あれをベースに実験が進化したのも経験できました。変な話だし、おかしいと思われるし、まあ、今となってはどう思われてもかまいませんが、みゆきさんがそう言っただけではなく、私もそう思います。ひかれるもの、情熱の持てるもの、人間関係も変わりました。過去のあらゆる人生のドラマに何の反応もありません。いろんな人たちの名前、住んでいた場所の住所もなかなか思い出せません。人間として、何度も何度も繰り返す過去世のあらゆる経験を通してもういいな、お腹いっぱいってことでしょう。

私はこの人生で失敗する、うまく行かないと直感的にわかることさえわざとやってきました。路頭に迷うことも数々、意識的にしましたし、路頭に迷うことを楽しんでました。さあ、次に何が来る？そういうのは楽しかった。元来、私は人間に対して慈悲がありません。人への意地悪も意図的に選択しました。ちがくてー、そんな自分じゃなくてーなんて思うこともなかったです。しかし、意識的に選択していると飽きました。

人生に悪い、体に悪い、キャリアに悪い、人間関係に悪いと言われることさえ意識的に選択をしてきました。失敗も成功も意識的に選択をする人生を送りました。その結果、成功失敗、プラスマイナス、ポジティブネガティブもすべて同じだってことに気づきました。どの道、選択もいい悪い、上下もなくすべてが大事だってわかったことです。これは正しく、これは間違いなんて本当にないし、この道が幸せでこの道は不幸もない。そういう意識に達してきたとき、去年からいろんなことが起こり、私のオリジナルはいなくなりました。元々の計画を早めに終えたということでもあると思います。

どれがいい悪い、上下ではなく、苦しみ、辛さ、痛み、抑圧、トラブル、人間関係のドラマ、喜怒哀楽失敗、悪いことさえ楽しむ価値がありますし、もうやーめたにならないなら、意識的に楽しんだらもっと早くもうやーめたになり、次のレベルの自由への道があります。地球も変化しているし、これからどうなるかわからないし、ただ死ぬまでにせめてそれぞれの喜びの基準を最大に楽しむだけです。苦しみ、辛さ、抑圧、トラブル、人間関係のドラマ、喜怒哀楽が喜びなら、意識的に楽しんだ方が早く飽きます。早くても遅くても、それもそれでどちらがいいわけでもないとも思いますが。

この交代がいいとか、目指すべきですなんて言っているのではなく、この交代に準備ができているなら、人間のサイクルから自由になれるチャンスだと思いますし、みゆきさん、ロンさん天翔さんが分かち合ってくれる情報は私には役立ちました。男、女、白人、アジア人、黒人、金持ち、貧乏、変わった人、成功、失敗、愛の人、意地悪な人、あらゆる経験を何度も何度も転生をしてしてもう飽きたということです。人間のサイクルから解放され、次の自由に向かうこともできるし、人間のサイクルにずっといるのも悪いわけじゃないし、それぞれの時間、空間、やり方がリスペクトされるべきだと思います。

伊藤仁彦