私は、真剣にこの数年、過去のエネルギーを手放すことには取り組みました

私はこの数年、みゆきさんや天翔さんから言われることを「違くて」という反応ではなく今はわからないかもしれないけど聞いておこうと思いました。特にみゆきさんから言われること、書いてもらった過去世、そして17年前くらいにレーネンさんが書いてくれた過去世で私がいまだに抵抗していることに取り組みました。それは、権力への戦いです。だから、警察、銀行、公的機関、そういうことにいつも挑む姿勢から見直しました。こういう存在たちとはケンカ腰になる自分をまずは反応しないということから何度も何度もやりました。反応があるというのはバランスがないということですし、当たり前のようにしている反応がなんてことないという状態になるまで取り組んだと思います。挑まれることもそれまでは多かったですね。道を歩いているだけで見知らぬ人に挑まれることも本当に多かったです。自分が挑んでいるからそうなんでしょうけど、今はそういうことはなくなりました。

それだけではなく、自分の傾向の中でこれはもうやらなくていいというのは意識的に止めました。みゆきさんにはいろいろ伝えてもらったし、自分を知るってある意味つらいですけど、悪いわけじゃなく、単純さ、いい加減さ、あきらめやすさ、同情心のなさもポジティブな側面もあるということを知ることもできました。だからこそ、私は簡単に席を譲れたわけだし、粘り強さ、ど根性だったらそうはしなかったでしょう。すべてにいい悪いもなく、使える方法があるということです。今こそ、それぞれが持つ個性をクリエイティブに使う時であり、自分じゃない自分を生きようとしたり、自分を裁いたり、人を裁くのは無意味な気がします。だからこそ、過去のエネルギーを捨てるって本当に大事だと私は思います。

また、ロンさんとの出会いも大きかったですね。インドであなたが支配していたと言われたとき、支配されたばかりに焦点を当てていたけど、支配してたから支配されるんだと思ったとき、目が覚めました。この人生でこうされた、ああされたって人たち、この人たちとの出会いで支配ということにバランスをもたらすチャンスをもらったんだなと思ったら感謝になりました。また会いたいとは思いませんが。そして、ロンさんが成田で2日間やったイベントの内容も私も何度も何度も繰り返すと、私の最難関の、みゆきさんに伝えられてきた傷だらけの(自分の思い込みで勝手にそうしていた)自らのスピリットを受け入れることができ、ともに仲良く暮らしていこうと思っていたら、自らのスピリットは席を譲ることになったのです。くだらない思い込みが何百年だか何千年にも渡って転生を創造する元になるなんて。今となってはばかばかしいと思うだけです。

過去世を含む過去を手放す取り組み、私は自らやって来ました。なぜならば、本当にもう繰り返したくないからです。転生のループからいい加減に解放されたかったからです。人間であるからこそできることはたくさんありますが、私は本当にお腹がいっぱいになったので、自分でできることはやろうと思いました。

いろんなアプローチがありますし、どれが正しくどれが間違いなんてないと思いますが、せめて何かに取り組む、そうすると想像もしない結果に出会えます。違う結果に出会うということは、エネルギーとフレッシュさを与えられ、変化をより大きくするきっかけ、触媒になります。

伊藤仁彦