軽いエネルギーになるっていうこと

16年前にレーネンさんが私の過去世を5つくらい書いてくれました。この人生に影響を与えているものです。本当にそうだなと思ったのですが、同時に数日くらいショックだったものもありました。

そこに、あなたは過去世で権力者たちを許さないという誓いを立てており、それを手放さないと永遠に転生のループから解放されませんと書いてありました。その当時は、そこは譲れないし、変えるつもりはないと思っていたのですが、バランスとはこうじゃなくちゃいけない、こうあるべきという、信念、美学でさえバランスの欠如だということをみゆきさんとの出会いから学びました。信念、美学でさえ、バランスの欠如ってショックですよね。

悪いなんてものは1つもこの宇宙にはないのに、こうじゃなくちゃいけない、こうあるべきというのも無限の中の1つしか認めないという狭さ、バランスの欠如だということだということに気づいたのはだいぶ後です。みゆきさんからもこの権力への抵抗ということを指摘された過去世があり、私は絶対ヤダと思ってきたけれどもそれを克服することに意識的に取り組み始めました。ずっと梯子から降りてこなかったのに、降りてみたら実はたいしたことはなかったという感じです。権力、力に対していろんなところで突っかかる私でした。しかし、降りてみたら大したことない、バカみたいなことでした。数千年もこんなことに振り回されてたなんて。

しかし今、これはレーネンさんが生きていた時にここまでバランスを実現しようという計画ではなかったんでしょうが、地球のエネルギーの上昇によって、これまでの過去世でバランスのためじゃなく、単純に才能、能力を使うために利用してきた過去世まで浮上するようになり、大変と言えば大変だけど、私は人間じゃなかった大昔の半魚人の過去の人生に今の人生が実はすごい影響されていたということをみゆき指摘され、そんなことがこの人生の大元、すべての動機だったと気づきました。

指摘されてから1年が経過し、本当にいろんな体の症状があって、ここまでたどり着きましたが、今の人間の自分からしたら笑えるようなこと、指摘された当時と、人間じゃない当時の自分からしたら真剣な苦しみでしたが、1年を経過してその人生にバランスを実現したと思います。人間の過去世に取り組むと、どうしても今も人間だからその当時の自分を裁いたり、罪悪感がぬぐえないかもしれませんが、これは逃げられない取り組みですが、私が人間じゃない時代の苦しみを今、楽に手放せたのはロンさんが来日中に「あなたはインドで娘だけをかわいがり、息子をいじめた過去世がある」と言われたことで目が覚めたことが要因でした。

私だって人をいじめ、支配してたから、この人生で同じことを私にした人たちを許せる、手放せるって思いました。支配される、いじめられるっていうのは、その逆のエネルギーが自分の中にあるからだと思いました。支配、いじめをする、されるというエネルギーがない、つまりバランスがあれば、気づかないか、嫌だなで去るだけでしょう。レーネンさんからみゆきさん、ロンさんへ、そしてまたみゆきさんからの長い長い導きでこの人生で許せない、嫌いという人たちを手放すだけではなく、人間じゃなかった頃の自分の、当時は苦しい、せつない経験も今はなんだか笑い飛ばせることができますし、この人生で登場した、許せない、嫌いと思ってた人たちを好きにはならないでしょうが、許せない、嫌いとも思いません。

これこそ、11月の2日間にロンさんがやった過去のエネルギーを手放す、軽いエネルギーになるってことだと思います。前述しましたが、今、計画になかった過去のエネルギーのバランスも浮上させ、手放すチャンスでもある、世界はめちゃくちゃだけどポジティブな効果もあると思います。この人生の計画になかった過去にまでバランスが実現できるなんて素晴らしいと思いませんか?

自らのスピリットからのメッセージは聞くのが怖い、自分を客観的に伝えてもらうのは嫌で気持ちが上がるメッセージだけが聞きたいなんて、数万年ぶりに訪れている絶好のチャンスを逃すだけです。気持ちが上がるメッセージって、すでに自分で決めている、自分が聞きたいことだし、そこに新しいエネルギーがありません。私だって最初はショックだったり、嫌でしたけど、今じゃすべて笑い飛ばせます。

みゆきさん、ロンさん、そしてエネルギー分析の天翔さん、真実を告げてくれます。真実は辛いけど、真実しか自分を救うものはありません。箱は早く開けましょう!

伊藤仁彦