1年間の壮大なプロジェクト3

レーネンさんがこうなったこと、こうなる可能性もあるし、こうならない可能性もある、それは昨年末に知っていました。その時点で両方の可能性がありました。どっちになっても大丈夫と思っていましたが、やっぱり、私は今とても寂しく思います。

年初に春のイベントのお申し込みを初め、春にイベントをして、日本以外でイベントがあり、秋にはまた来日があって、それを15年やって来たし、今年の春はこれまでと違う春になるでしょう。レーネンさんなら私に「新しい伝統を作りな。対処しな」って言うでしょうね。コロナで来日できなかった頃は、先につなげようというのもありましたが、もう先につなげるものもありません。すべてはエネルギーです。レーネンさんが話し、そこに私が乗っかっていく、そこにあるエネルギーにただ乗る、そんなことももうなんだなあと思うと寂しくなります。

レーネンさんとともにニューヨークからロサンゼルスに40年以上も前に移住してきたサンディと電話で話すと「ユニバーサルアライアンスをロサンゼルスで設立して数十名の取締役、図書館、ホールがあり、人がいつも集える大きな施設があって私たちは本当に楽しかったのよ。本当に楽しかった」と言っていました。昨日、この2か月間を知っている緑さんと話したとき「いろんな人たちに出会えていろんな人たちが去ったり、入ってきたり、でも本当に楽しかったね」という言葉が出てきて、この15年間、本当に楽しかったなと思いました。あんなプロジェクトしなくてもあと数年はやれたのになと思う、今年の春は前とはもう違う今、私はそんなところにいます。レーネンさんとは、15年以上前の始まりも壮絶だったけど、終わりも壮絶でしたし、終わりの始まりも本人のドラマチックさと同じようにドラマチックに始まりました。

昨年4月3日にみゆきさんが「人間が信じている癒しと魂が起こす癒しはますますズレていきます」というブログを書いています。レーネンさんがふくろうになり、天井を壊したという内容が書いてあります。この時には気づきませんでしたが、4月12日に杉並区のセッションルーム、レーネンさんが滞在中に使う部屋がみゆきさんがセッション中に天井から洪水のように大量の水が流れ、部屋にあったすべてが水に濡れ、廃棄処分となり、ここから大きな流れにいることを認識させられる始まりになりました。そして、水もキーワードになっていきました。

https://www.youtube.com/shorts/_6XPSR_W-vk

(クリックすると、天井からの大量の水の流出が見られます)

「人間が信じている癒しと魂が起こす癒しはますますズレていきます」ブログ

伊藤仁彦