1年間の壮大なプロジェクト7

天井からの洪水で使い物にならなくなったマンション、私にとってはどうせレーネンさんのウェブカメラによるセッションもしばらくはしないし、コロナで海外からのサイキックたちも来日できないので、みゆきさん、天翔さんのセッションはどこかで場所を借りてやればいいと思いました。

この天井からの洪水の原因は、3階の部屋の洗面所の水道管の破裂でしたが、マンションのメンテナンスをしている方が「こんなの見たことがない」と言っていました。経年劣化で壊れたとか、そういうものじゃなく、破裂していたそうです。私は、だんだんとレーネンさんが天井を破った話とつながっているなと思ったので、このマンションをこれからどうするかはこのマンションの所有者が何と言ってくるかに任せました。

セッションルームにあるものをすべて弁償し、ここから出て新しいところを借りるなら、その費用はすべて所有者が負担するか、104号室から302号室へ104のままの賃料で移動するかという提案でしたが、302は水道管が破裂した方の荷物置き場として使われているので、部屋の修理が終了するまでは使えないということでした。

ここを出て、新しいところを借りてもレーネンさんをはじめ、他のサイキックたちがコロナで来日できないし、何よりもこのマンションには駐車場もあるし、中庭もあるし、レーネンさんたちも気に入っていたので302に移動することに同意しました。

私とレーネンさんは、どこかに泊まる時に部屋番号でそこにどんな経験があるかを話すことが多々ありました。合計で1だったらこうだとか、4だったらこうだとか話す話題でしたので新しい部屋の302、合計で5であり、5はレーネンさんの数であり、私はこれはますますレーネンさんの計画だと思うようになりました。104にあったすべてのものを無料で処分でき、その上、新しいものを買えるというのも心機一転にはいいなと思いました。過去のものを手放し、新しいエネルギーを招けるなんて素晴らしい、これは新しい道への祝福だと思いました。(続く)

伊藤仁彦