狭小アパート

家の周囲には狭小アパートがあります。3畳ロフト付きみたいなアパートで最近そういうのが多いとニュースで読みました。家も狭小住宅で人を呼ぶこともできない信じられない狭さですが、狭さにも心地よさがあります。シャワーがあればお風呂も必要ないです。必要最小限のものだけにし、暮らす、そういうのいいなと思います。

着ることもない服、使いきれない皿、最新の機能の重い家電なんて本当に必要かなと思います。家にはそういうものはありません。Youtubeを見ているとアメリカでもミニマリストととか断捨離みたいな流れがあってびっくりしました。極端なミニマリストもどうかと思いますが、必要最低限で生きる方がいろんな意味ですっきりします。

ものをたくさん持つ、家という形を作り、根を張って幸せになろうとすることじゃないかないかなと個人的に思うようになりました。いつまでも地球に縛られる、つまり大地に引っ張られ、グラウンディング、地球時間を生きるみたいな人生ではなく、もっと物理的に軽くして地球から離れ、いつでも必要なら楽に移動し、宇宙時間を生きようとする人たちが増えているということかなと思います。

伊藤仁彦