したいかしたくないか、そこにまわりがどうなのかは気にしなくてもいい

子育てをしていた時に、子供に伝えていたことがあります。それは「自分がどう思ってるか、知っておいてね」という事でした。

「学校とか習い事とかいろんな人と一緒にいる時は、決まりもルールもあるから、そうできる時、できない時いろいろあるし、イヤって言いにくい時もあるかもしれないけど、自分がどう感じてるかどう思ってるかは知っておいてね」と。

私たちの世代は、特に疑問にも思わずにそうするものだと思っていた事がたくさんあったと思うのですが、わたし自身の経験から大人になってから自分がどう思ってるかを知ろうすると、頭の中に「?」がいっぱい出てきて、「感じるって…どういう事?」からスタートする(笑)という感じでしたので、子供には自分がどう思っていて、どんなふうに感じてるかを知っていてほしいなと思ったのでした。

反対にこれは言わないようにしようと思っていたことのひとつが「◯◯ちゃんもしてるよ」「みんなしてるよー」でした。他の人がしてても「わたし」がしたくないならしなくてもいいよ、したいかしたくないか、そこにまわりがどうなのかは気にしなくてもいいよと伝えたかったのです。