あなたの身体の歪みに沿った過去世のルーツと道を辿ります。
構成は、
・過去世の真実のストーリー
・過去の記憶が現世の自分に与えている影響
・上記による身体の反応（負担）
・3つの過去世のまとめ
注)写真はイメージです。一番近いものを探しました。
＜3つの道＞
①研究にのめり込んだ？人生
（アイスランド）
-真実のストーリー-
あなたは、研究員としてアイスランドに派遣されました。何の研究だったかは重要ではないので記憶に残っていませんが、水槽を使った化学実験です。当時、女性の科学者はおらず、研究員としても女性はあなただけでした。あなたの些細な変化に気づける“オタク度の高い観察力”と論理的で的確で正確なレポート力に右に出る者がいないという名誉ある抜擢でした。
それに対して、あなたの“別にやるべきことをやっただけ”そして“行けと言うなら行きますけど”というスタンスが多くの妬みや恨みを生みだしましたが。。。あなたは全く気にしていませんでした。
我先に新しい発明や発見を！と静かな闘志を燃やしている科学者や科学者の卵たちのひしめく研究所に行っても、あなたのスタンスは変わりません。“やれということをやります”やる気があるのかないのかわからないテンションでも非常に優秀＆正確（生真面目）なのは保証されています。
そのため、研究所で一番“めんどくさい（皆が嫌がる）“細かな実験による経過観察とそのレポートを任されました。“来たばかりの子に！？”と同情してくれる人たちもいましたが、あなたは全く動じていません。日々、黙々と実験と観察を繰り返し、着々とレポートを作り続けています。
3年を過ぎた頃、流石のあなたでも大した結果が出ない実験と経過観察がバカらしくなってきました。“一体、何をしたいんだ？何が目的なんだ？”本来ならば初日に聞くべき疑問がいまさらながら出てきます。さらに“この実験、私の頭脳が必要か？”“あれ！？私、何でここに来たんだっけ？”“何年こんなことばかりやってるんだ？・・私”まるで催眠術にかけられていた人間が目覚めたように現状を否定するような意見が出てきました。
“ダメダメダメ。取りあえず、落ち着け、私！”と頭の中で現状の整理をし始めました。かなり良い給料をもらっています。いまさら他の研究に移動したいとも言えない（引き継ぐ人がいない）し・・・。あなたは、自分の今いる状況がベストであると結論づけ、二度と自分の現状を否定するようなこと（疑問を投げかけること）はせずに退職（引退）するまでやりきったのでした。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
この過去世のあなたは、目標（夢も含む）や目的を持ってやるタイプではなく、できることをやるというタイプです。勉強ができ、特に数学、理科、化学が得意だったから自然に科学者・研究者の道が開かれ、素直に進んだのです。今のあなたもそういうタイプですが、この人生よりも今の時代の人間社会は、ほんの一握りのお金持ちと権力者に都合の良い構造になっており、それを壊さないように“目標（夢）を持つことが成功の鍵（社会にとって良い人間である）“だと匂わせ、すり込み、互いを争わせ（競争させ）、“勝手に（経済的、肉体的、精神的、霊的に）潰し合ってくださいね♪“という状況下に置かれているのです。
やりたくもないことをやりたい！と言い、良いと感じてもないことを良いことだ！と言っている人間の多いこと。これから人類は、他者だけではなく自らを潰していく人たちが多くを占めることになるでしょう。それが人間社会がつくった夢の果てということです。
この過去世と今のあなたの違いは、情熱のエネルギーがあるかないかです。過去世では情熱のエネルギーがありません（使いません）でした。研究所で働いて3年後のバカらしくなった時点で自分の情熱のエネルギーのなさを感じた（気づいた）のですが、あなたはエネルギーを感じない＝使わないことで現状の生活を維持する選択をしたのです。この選択を後悔はしていません。ですが、今世のあなたに同じような選択（過去を繰り返すこと）をすることを望んではいません。
似ているところはあるけれど、違う人生（違う選択）を生きて欲しいと願っています。
-身体の反応（負担）-右の図①参照
過去世と同じく、今のあなたの論理的な考えはシンプルで非常にクリアです。ですから、考えがまとまらない（ごちゃごちゃ、ぐるぐる繰り返す）状態はあなたの考えではなく、他者や社会のすり込みに影響を受けている不要なものです。
それなのに、あなたは“考えすぎる”から“考えないようにしなくては！”と過去世の選択を誤ったまま”マネ“て、“バカになろう”としています。それが赤い雲のようなモヤモヤのエネルギーとなっています。過去世では、情熱のエネルギーを感じない（使わない）選択をしただけで考えない＝バカになったわけではありません。過去世のあなたも、今のあなたの考え（論理的思考）もクリアであり、使うために持ってきた才能（能力）です。不要なのは、自分の考えではないもの（エネルギー）です。あなたの場合、自分の考えをちゃんと明確に認めることでエネルギーを感じることも明確になるのです。この雲のモヤモヤによって、あなたは自分自身に気持ち悪さ、嘘っぽさを感じることになります。赤いモヤモヤ周辺によくわからない感覚的な不調が現れているでしょう。
②化け物と噂された絶世の美女人生
（スペイン）
-真実のストーリー-
あなたは、とても美しい容姿を持って生まれました。幼い頃からあなたを見る誰もが“なんて可愛い子！““美人になるわねー！“と褒めずにいられない！そんな状況でした。幼児、少女、成長するほどその状況は大きくなっていきます。“状況は悪化するばかり“というのが本人の正直な感想です。なぜなら、皆、あなたの“顔（容姿）“しか見ないからです。
あなたが何をしても容姿を褒められます。あなたが何をしようが見ているのは“顔“だけです。あなたは手先が器用で、デザインに興味があったのでレース編みで作った手袋やショール、生地を組み合わせ作ったファッションアイテムなどが売り物になるかどうかを街にあるお店に見せて回りました。どの店の店主も、あなたの作ったもの（センス）ではなく、あなたがお店にいる価値を買おうと必死になります。“あなたなら、何でも売れるわよ！““君がここで働いてくれたらきっと店は大繁盛だ！““それよりモデルにならない？”“うちの嫁に！”
どんどん話がいろんな方向に勝手に進み始め、誰1人とあなたの話をまともに聞いてくれる人はいない・・・失望とともに“こんな街はもう嫌！この顔も嫌！“と街を出る決心をしました。理由を聞いた両親は、新しい街で新しい人生の一歩を踏み出すための資金をくれました。引っ越す前にあなたがしたことは、顔を隠すアイテム作りと完璧な着こなし術です。顔が見えない帽子、頭からすっぽり被るショール、日傘など・・・顔を見せずに、目を合わせずに時には筆談を使うなど、売り買いできる術を考え、身につけ、新しい街に出発しました。
作戦は成功しました。あなたのセンスが買われ、あなたの作ったファッションアイテムは人気となりました。それでも、あなたは頑なに顔を見せません。街の誰にもです。まず想像力豊かな子供達が話を作り始めました。“きっと見てはいけない顔なんだよ““え！？石になるとか？”“じゃあさ、髪はヘビ？”“違う違う。皮膚がヘビなんだよー。ウロコだらけだって。”“気持ち悪い・・・”と。
そのうちに、僕が見た。私見たもん！人気者になりたいだけの嘘つきな子供達によって、街中の大人によりリアルなビジュアルで伝わり、“前の街で事件（事故）に巻き込まれ、顔の皮膚と筋肉を失った訳あり（可哀想）な女性”ということに決めつけられました。
“人って顔を見せてもうるさいし、見せなくてもうるさいのね。でも、寄ってこられるうるささより、避けられるうるささの方が“静か“で良いわ！“と顔を隠したまま、自分の才能で稼ぎ、穏やかに暮らしました。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
あなたは、この過去世の影響（記憶）で、人の目が気になります。自分への評価の目が気になるというよりも、人が評価している目（←行動）が気になるのです。気になるというより、気に入らない！のです。バカじゃないの！くだらない！まだやっている！・・・という考え（記憶）のもと気になる、気に入らないのです。
ですから、あなたは一般的な人の目（評価）を気にしている人と違い、その期待に答える気などありません。一番近い言葉で表すと“何見ているの？実際何も見えてないくせに！“と過去の事実を元に文句をつけているだけなのです。この事実にあなた自身が気づけば、どんな人たちがいるところでも、あなた自身、穏やかに過ごせるでしょう。
-身体の反応（負担）-右の図②参照
過去世の影響でもありますが、自分のエネルギーを表現することに苦手意識を持っています。ですから、自信を持つ、自己アピールをするために出来る“こと“や“物“に頼る傾向があります。でもこの考えそのものがあなたに自信のなさを植え付けることとなっています。体は丈夫ですが、口から下の青い部分のエネルギーが弱く、寒気や冷えを感じているでしょう。
③剣を持ち“男”と並んだ人生
（中国）
-真実のストーリー-
現在の中華人民共和国とは異なりますが、あなたの家は“国“に仕える“剣の達人“でした。そのため、あなたの家に必要なのは“男“だけです。これは、国が決めたことではありません。あなたの家が決めたことですが、女の子が生まれた場合“始末する“ことになっていました。
そんな家にあなたは長女として生まれました。幸いあなたの両親は、この家の決まりを守る気はなかったため、万が一女の子が産まれた場合に助けられるように、信頼できる数人の家臣のみを集め、出産に立ち合わせました。あなたの両親はあなたが女の子でもがっかりすることなく、“取りあえず”男の名前をつけ、男の子として育てることにしました。
そして、理解できる年になると全てを話し、あなたに二つの選択肢を与えました。一つは、女子として生きたいのなら良家に養女に出す。もう一つは、男子として剣を学び家を継ぐかです。全てを知ったあなたは、まだ幼いながら女というだけで殺されていたかもしれない事実と、それを実行していた祖父母と先祖に憤慨し、男として剣を磨き家を継ぐことを選択しました。
殺されたであろう女の子の恨みを晴らすべく、剣と肉体を鍛えることに没頭しました。女が男より劣っていないことを証明してやるんだ！と来る日も来る日も鍛錬鍛錬鍛錬です。あなたの祖父でさえ心配するくらい日々鍛え続けました。
その甲斐あって、あなたの剣さばきは国一番の評価も受けました。そして次の年、隣国から剣使いが集まって技を競い合うという機会が設けられました。あなたの目が輝きます。この機会を逃すものか！あなたは、その日まで全く気を抜かずに技を磨き、肉体を鍛え続けました。
そしてその日、あなたは、全てを出し切り、一番を勝ち取ったのです。各国の王、招待された家の者たち、あなたの祖父母と両親、弟子たちたちの前であなたは勝利を喜ぶ挨拶ではなく、“私は女である！剣使いに男も女もない！女は劣っていると決めつけるものたちは、私を見て恥じるが良い！！”と剣を振り回し堂々と決めポーズを取ったのです。
静まり返った後、拍手喝采を浴びました。あなたに負けた剣使いたちは女だと知り、目を見合わせ恥ずかしそうに苦笑いをしましたが、一番、恥をかいたのはあなたの祖父母でした。家に帰るとあなたと両親に謝り、家の掟をなくしました。あなたは女性として生きましたが、その後も剣の達人として弟子をとり家を継いだのです。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
“私には世間に証明しなくてはいけないことがあるはずだ“というざっくりとした思いは、この過去世の記憶です。それに加え、鍛える癖が残っています。あなたの鍛え癖は、この過去世の影響で非常にシリアスです。なぜなら、自分が産まれる以前に殺されたであろう女の子たちの恨みまで晴らそうとしている熱い思い（勝手な責任感）の記憶までくっついているからです。でも今のあなたには全く関係のないシリアスな熱い思い（勝手な責任感）なので、この温度差の違いにあなた自身が戸惑っていることでしょう。戸惑いを信じず、この思いに応えようと頑張ることがあなた自身を苦しめる摩擦となっています。
-身体の反応（負担）-右の図③参照
過去世で肉体、精神、感情全てにおいて十二分に鍛え続けた経験から、今の自分は“本当にどうしようもないへなちょこだ”と思い込んでいます。ですから、今のあなたの肉体・精神・感情が苦しいと根を上げていても、蚊に刺された程度にしか思わないのです。自分で自分を殺しかねない鬼畜と化す可能性すらあります。特に黄色い三角で囲んである部分の内臓から、手（皮膚）、腰、腿の辺りがエネルギー的に強張る傾向があります。この辺に不調を感じたら、鬼畜になりかけていると考えていいでしょう。そのくらい、自分を大切に！優しく扱ってください。
＜3つの過去世の繋がり（まとめ）＞
今回現れた過去世は、全員“女性“です。過去の時代でも、今も時代でも、一般的に言われている女性像とは違う在り方、生き方です。つまり、あなたは、良い意味で、時代にも、国（人種）にも、人（容姿、性別）にも影響など受けない“自分を生きれる”人間なのです。
それを信頼し、過去世と同じ道ではなく、今のあなたのあなたらしい人生を生きればいい。ただそれだけです。
私たちは、これらのルーツと道の存在を伝えることしかできません。
ここから先は、あなたの領域です。
どう捉え、どう活かすかは、あなた次第です。
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