角田みゆきのスピリットとなった過去世から、現世のあなたに向けたメッセージと過去世の絵と事例

<過去世の真実のストーリー>(フランスとイタリアの国境付近)

私は、農家の長男として生まれました。農家と言っても、私たちの地域では土地を持ち、農作業員と使用人を雇える裕福な家々です。農家(主人)と使われる者という二つの階級に分かれている地域でした。私の祖父は、先祖からの”土地”を大事にするあまりこの土地に生まれた人間以外を”よそ者は信用できない!”といつも蔑んだような眼差しで差別をしていました。何をされたわけでもなく、ただの偏見でした。私の家の作業員も使用人も、この地域に代々住んでいる家の人たちでした。祖父の友人の農家の主人も同じ考えを持つ人たちばかりでした。

でも、僕が10歳になった頃、父親の死で農家を継いだ若い主人がその考えに一石を投じます。”この土地の生まれにこだわるなんて馬鹿げてる。働きたい人、意欲のある人は、どこの誰だろうが私は雇う!”祖父もその考えをそのまま引き継いでいる父も、他の農家の主人も大騒ぎです。でも、若き主人を止められる規則も法もありません。彼は他の土地に行き、体力もやる気もある若者たちを連れて来ました。新しいやり方で彼は事業を拡大していったのです。その波は、作業員や使用人の家がある小さな集落に活気を与えました。そこにも、いろんな土地の若者たちがやって来て、小さな店(レストランや商店など)を始めたのです。

この変化を許せない祖父たち農家の主人たちは、私の家に夜な夜な集うようになりました。最初は、愚痴でしたが、日に日に新しく活気づく若き主人の事業と集落に危機感を抱いていきます。追い出そう!妨害しよう!過激な言葉が出るようになりました。過激な”秘密結社”と化しました。頭部全体を覆えるマスクを作り、死者こそ出しませんでしたが、壊せるものは壊し、盗めるものは盗み出しましたました。ですが、若き主人と体力とやる気のある若者たちに、老人率いる秘密結社など太刀打ちできるはずありません。彼らは、用心棒、警備をする係(仕事)を作りました。あっという間に解決です。

私は祖父、父、その友人たちの馬鹿さ加減にあきれ、18歳で家を出ました。父が亡くなるまでここには帰って来ないと母にだけ告げて家を出ました。働きながら旅をしました。常に仕事が見つかったわけではありません。何日も食べられない日がありました。でも、あんな家に帰るくらいなら、野垂れ死んでもいいと思いながら旅をしていくうちに人間は強いな。どうにでも生きていけるんだな!という自信に繋がりました。そして、どこに行っても祖父や父と同じように偏見や差別をする人たちは大勢(普通に)いて、若い主人のように差別なく新しいものを作っていく人たちの方が少ないことに気づきました。私も”どこから来たー。あっち行け、この物乞いがーー。”と罵声を浴びることもしばしばありました。物乞いではなく、仕事があるか尋ねただけなのに。。。私は、こんな大人にはなるまいと誓いながら旅を続けました。

30歳を過ぎたころには、旅なのか?生きるための仕事探しなのか?が曖昧になり、その自問に対し”確かなのは、これが私の人生だということだ!”と堂々と答えられるようになった頃、私の家より少しだけ大きな農家で作業員としての仕事を見つけました。ここでの作業員の待遇と環境は最悪でした。私の家は、土地に生まれ住でんでいる人たちを大切にしていたため、作業員も使用人も大切にしていました。祖父と父以下の人間がいるのかと思い、家に帰る時だと悟ったのです。最低な夕食を囲みながら、私は皆に私の家で働かないか?と声をかけたのです。いろんな事情により全員ではありませんでしたが、ほとんどが喜んでついて行くと言い出しました。次の日の夜、夜逃げを決行したのです。

家に着くと、うちの農地は少々荒れ果てていました。母は歓迎してくれました。父は3年前に亡くなったそうです。息子が出て行ったのはあなたのせいだと母に告げられ、意気消沈し、自分を責め続けストレスが溜まったのだろうと母が他人事のように言いました。私は、この状況に感謝しました。なぜなら、誰に邪魔されることなく、連れてきた皆を働かせることができるからです。

私たちは、皆で力を合わせ頑張りました。軌道に乗るのに、2年かかりました。その後、皆に十分な給料を渡せるようになった年、私はこの農家(農地)を皆に平等に分配することに決めました。私は結婚もしていません。子供もいないので残しても仕方ありません。皆でやって行こう!その方が断然盛り上がるだろう!という現代でいう”共同経営”という形にしました。私は、人間の嫌な面をたくさん見ました。惨めな思い(嫌な目)をたくさん経験しました。でも、そのお陰で非常に有意義でとても楽しい人生になりました。

<今のあなたに向けたメッセージ(過去を完了するためのアドバイス等)>

あなたは頭が良く、勘が鋭い人なので、多くは語りません。私の人生のショートストーリーで十分でしょう。差別や偏見を嫌う人間は多いです。本当に平等の実現を望むなら、”争わないこと”です。特に今、戦争の影響で多くの人が争い(正義と悪を決める戦い)を正当化し、争いに乗っています。勝負に勝つまで殺人を続けたいか?です。殺されたから殺し返す・・・その地域、国から人間が消えるまで止まらない。止められない勢いであることを今、どれだけの人間が気づいているでしょう。エネルギー的にこの戦争(殺人)と同じことが個人レベルでも行われています。どちらかの肉体か精神かスピリットが倒れる(死ぬ)まで続けるのが今流行りの”勝負”になっています

平等、平和とは、自分の正しさを相手の間違いを証明する”勝負”に勝つことなのか?それとも、それぞれの人間が互いの肉体、精神、スピリットを大切にし、尊重し、生きられる世界を実現することなのか?今一度、自分の今の肉体、精神、スピリットの状態を見て、感じてください。自分はどう在りたいのか?答えはそこに存在しているでしょう。後は、それを実現するか否かです。

私は争いが一番嫌いです。私は自分のやり方で人生を切り開きました。あなたはあなたのやり方で新しい人生(経験)を生きてください。

☆角田みゆきのあなた自身と地球に新しいエネルギーをもたらす、近くで入るのを待っている宇宙的エネルギーの絵とメッセージ~新しいエネルギーを創造しないなら崩壊と生きづらさを経験~

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