1年間の壮大なプロジェクト5

レーネンさんとみゆきさんが再会し、レーネンさんは「これから日本であらゆる痛みを扱う施設をやりたい」と言っていました。肉体の痛み、感情的痛み、あらゆる痛みを扱うもので、「痛みがある、ならば病院に行こうとか、すべての痛みを同じように扱い、薬を与え対処するのではなく、レントゲン、MRIにさえ写らない痛みもあるし、痛みに焦点をあてた施設を作りたい」と言っていました。「みゆきにエネルギーの説明させて医療のあり方も変えたい」と言っていましたし、「この地球にある多くの摩擦、戦いの原因の1つはそれぞれがエゴで生きるのか、成長を求めるのかを決めていないから」とも言っていました。「お金が欲しい、誰が欲しい、名声が欲しい、それが魂の意図とは異なったとしても自分の中に摩擦がないならそれでいいし、エゴも魂の意図も両方求めるならば、摩擦となって世界に広がるだけだから、それぞれに選択をしなくてはいけない」とも言っていました。

レーネンさんが来日し、そういういろんな目標とかを聞いていくうちに私の気持ちも上がり、これからやっていくんだなと思うのと同時にこの状態が続くかなとなんとなく不安も感じていました。

話は戻りますが、昨年の3月のオンラインイベントにレーネンさんが時間通りに現れず、オンラインイベントをキャンセルしました。これまで、レーネンさんがそういうことをすることは一度もなく、何度も電話をしたのですが電話も出ない状態が続きました。数日後、レーネンさんが「いつオンラインイベントをするんだっけ?」と電話してきたので「もう終わったよ。ところで、まだ痛いの?まさか、あの強烈な狂った磁場に行ってたの?もう止めなさいって言われたでしょう」と言うと「ウクレレマンに止められた」と言うのです。「とにかく休養してもうそこに行かないでね」と伝え、電話を切り、みゆきさんに電話をすると「レーネンさん、まだ行っているよ。もうこれ以上はダメだって拒絶されたみたい。しかし、この強烈な狂った磁場に行くことでレーネンさんの骨と血管が強化され、レーネンさんの体は作り変えられたね。骨は金属並みだよ」と言いました。後にこの強烈な狂った磁場に行くことのメリットとデメリットを来日後に知ることになります。メリットがよくデメリットが悪いとかでもなく、光も闇、破壊と創造も両輪だし、いいもわるいも本当に存在しないし、人間の感情にもとづくかわいそうとか何とかしてあげたいとか、あらゆる側面があってこの経験はよかった、悪かったなんてラベルさえ貼れないことに私は気づきましたし、今、宇宙船に乗って来るのではなく、あらゆる宇宙人たちがこの地球に介在していることを知りました。

それからしばらく連絡もなく、私はリザべスさんにレーネンさんがどこにいて、どんな状態なのかを調べてくれるようにお願いすることになりました。(続く)

伊藤仁彦