あなたの身体の歪みに沿った過去世のルーツと道を辿ります。
構成は、
・過去世の真実のストーリー
・過去の記憶が現世の自分に与えている影響と身体の反応(負担)ー
・3つの過去世のまとめ
注)写真はイメージです。一番近いものを探しました。
<3つの過去世>
本来、この3つの過去世は現在の本人のエネルギー(人生)をベースに語られるので順不同ですが、あなたの場合はバトンタッチ、リレー方式で語られています。①→②→③そして、今のあなたへと繋がっています。そのためとてもシンプルなストーリーとなっています。このことを踏まえてお読みください。
①戦い(人間の狂気)のエネルギーに耐えられなかった人生
(ロシア~東アジア辺りの洞窟)
-真実のストーリー-
あなたは、地中に埋まっている岩石の一つの鉱物(スピリット)として存在していました。地球内部の”忍耐(←人間の忍耐とは異なる)”のエネルギーを学ぶ(経験する)ためです。静かで退屈な時間が過ぎるのを待っていた時のことです。地中の奥深くと地上から”大きな力”が働く(動く)のを感じたその瞬間、洞窟が現れました。鉱物(のスピリット)になって初めて”大きな変化”が起きた瞬間です。あなたが”変化が起きることへの感謝”と”変化することの喜び”を知った瞬間でもあります。
それからどれくらい経ったでしょうか。数時間後のような気がしますし、数百年、数千万年後のような気もします。(地球の)鉱物であることの時間の流れは独特です。
2度目の大きな変化が訪れました。ドスドス!ガシャンガシャン!と大勢の人間が洞窟に入ってきたのです。あなたは、その変化に感謝し、機会(エネルギー)を持ってきてくれた人間たちを歓迎しました。でも、あなたの”喜び(感謝/歓迎)”はあっという間に消え失せました。なぜなら、その人間たちは戦いの真っ只中の兵士(戦士)たちでした。彼等は、勝つためには大虐殺でさえも正義であるという考えに乗っ取られていて、狂気じみたアドレナリン(笑い声)で洞窟内をいっぱいにしました。
あなたは、そのエネルギーにどうしても耐えられませんでした。”忍耐(←人間の忍耐とは異なる)”のエネルギーを学ぶ(経験する)ために来たけど、話が違う!!こんなエネルギーは嫌だ!!とあなたは自らこの人生をリタイアしたのです。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響と体の反応(負担)-
あなたは、争いのエネルギーを望んでいません。でも、これらのエネルギーのせいでこの人生をリタイアした記憶から争い(戦争、暴力、威圧的、支配的)のエネルギーに”劣等感”と”嫌悪感”を抱きそこに挑んで(対抗/戦って)しまいます。
過去世の歪んだ記憶が、”複雑な思い(感情)”とともに自らが望んでいない相反する反応を引き起こしてしまうのです。
でも、その記憶(経験)は人間としてではなく鉱物(のスピリット)としてなので、実際に争いに参加(表現)する(誰かと競争する/対峙する)のではなく、観察者として、つまり今世の(体を持つ)あなたとしては”頭の中”で争いに参加しています。あなた一人頭の中でリタイアする原因となった”争いのエネルギー”への怒り/憤り/憤慨し・・決着をつけようと”兵士”になっているだけで良くも悪くもあなたの思い(感情)や意見は、相手に伝わっていません。”なんか一人で怒っている””今日は不機嫌だからほおっておこう”という気分屋、もしくは急にキレる人だと思われている程度でしょう。あなたにとってストレス(わかってもらえない憤りや劣等感や孤独感)にしかならない行為です。そのため、鼻の上部から頭長にかけてエネルギーが凝り固まり、頭痛やめまい、目に関するトラブルが起こりやすくなっています。
②孤独と戦った人生
(フィンランド)
-真実のストーリー-
あなたは、人間の争い(戦い)のエネルギーを経験するためにフィンランドの暴力(言葉も含む)が絶えない家の”長男”として生まれました。父親は、自分の考えや感情を表現するのが苦手(下手)で”そうじゃない!違うんだ!”この言葉の代わりに手が出ます。母親は、父親と反対で口数が多く、まくし立てるように話します。手を出した父親を言葉(感情)で応戦し、とことん追い詰めます。父は暴れだし、家中のものを壊すことで対抗します。二人とも他人には親切な”普通”の人です。まさにこの世で一番、気に食わない(合わない)相手と”両家の都合”で無理矢理結婚させられたというわけです。でも、どちらも負けていません。勝負がつかないので終わりが見えないせいか、互いの口から離婚話(別れ話)が出ることはありませんでした。
こんな両親ですが、あなたは大切に育てられました。生まれて幼少期までは、両親の喧嘩の”音(声)”にあなたが反応して大泣きをするので、両親ともあなたの前(近く)での喧嘩は避けていました。でも、あなたが大きくなるにつれ、自分の”味方”につけようとする新たな争いが始まりました。二人になる機会を見計らって”パパの悪口”と”ママの悪口”合戦です。あなたにとっては、両親とも大切な存在だったので、どちらの話も”嘘だ!絶対違う!”と心の中で否定しながら黙って聞いていました。
あなたが少年期に入ると、あなたを取り合うような激しい戦いが繰り広げられるようになりました。”どっちが正しいか、どっちが好きかを決めてもらおう!と言わんばかりにあなたを挟んで(巻き込んで)堂々と喧嘩するようになりました。大らかで理解のある大好きな父は母に手を挙げ、家中のものを投げつけ壊し、優しくて温かい大好きな母は父にあらゆる汚い言葉を使って怒鳴りつけ追い込んでいます。
あなたは、怖くなりました。そして、この家(両親にとって)は”僕がいない方がマシ(平和)だし、僕にも平和が訪れるだろう”と悟ったのです。そして、今よりも平和になるためにあなたは家を出たのです。両親を見て育ったため、コミュニケーションに対する苦手意識とちょっとした人間不信があなたの中で育ってしまいました。”人里離れて、ひっそり暮らそう。生きる自信はあまりないけれど・・・。”その言葉通り、寒さが厳しいフィンランドの大自然の中、自給自足を生きるにはまだ幼すぎました。でも、家を出て数ヶ月、大自然の中であなたにとっての平和な時間を生きれたのです。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響と体の反応(負担)-
あなたを取りあった両親の深く歪んだ愛情が、あなたにとっては生き地獄でした。”どっちが好き?””どっちが正しい?”と聞かれるだけで、胸がざわつく、シリアスに固まってしまう場合、この過去世の記憶と繋がっていると言えるでしょう。そのせいで優柔不断と勘違いをしている(勘違いされている)かもしれませんが違います。根底に”争いに巻き込まないでー”というこの少年の記憶が存在しているだけです。
今、個人から国に至るまでいろんな正義と悪の戦い(小競り合い、勝負、裁判、戦争)が世界中で勃発しています。このエネルギーとあなたの過去世の記憶が繋がり、あなたの両肩と両腕が”あなたはどっちにつくの?どっちの味方になるの?”と引っ張られている状態です。首が回らない、肩が重く腕が上がらない、両腕が痺れるなどの症状が出ている可能性があります。
これからも世界中の戦い(小競り合い、勝負、裁判、戦争)は、増え続け、より過激になっていくでしょう。あなたがこの過去世の歪んだ記憶に繋がっている反応を意識的に捨ててください。
③差別(不当な扱い)に耐えた人生
(中央アフリカ)
-真実のストーリー-
この人生では、相手がどういう人間であろうが忍耐強く関わる!と宣言し、生まれてきています。そのため、大らかで明るく強引なエネルギー(性質、性格)を持ち、かつアフリカの一夫多妻制で女性が不当な扱い(差別)を受けている地域を選び、貧しい家に”長女”として生まれました。その地域では、子供は売れる(お金持ちが買ってくれる)ため、貧しい家ほど兄弟(姉妹)が多く、あなたの下にもたくさんの弟や妹がいました。あなたは、生まれた時に既にお金持ちの家の何番目かの夫人になる予約(契約)済みになりました。両親は嫁入り前に何かあっては困ると、召使いや奴隷のようにこき使われている弟や妹たちとは大違い、特別扱いして(大事に大事に)育てていました。でも、あなたはそれが気に入らず、弟や妹を庇い、両親、使っている大人たちに文句をつけては家に連れ戻すということを何度も何度も繰り返していました。
両親はあなたに手を焼いていましたが、大事な大事な予約済みの”商品”です。あなたが何を言っても何をやっても許してくれました。でも、結婚式の日、数頭の牛とお金(←食料と衣服と交換できるもの)が運ばれてきました。あなたと交換です。そして、両親はあなたの手を取ると”お願いだから今までみたいに、文句はつけないで!帰ってきてもダメよ!弟たち、妹たち、私たち家族が生きるためにも我慢してね。お願い。お願い。”と泣いて頼みました。責任感が強く兄弟(家族)思いのあなたに両親は、”家族の生活(命)”という重い責任を背負わせた(すり込ませた)のです。
あなたの嫁ぎ先、夫となる人は老人でした。あなたは嫁(妻)としてではなく、ただの”見栄(妻の数を競うためだけ)”としてもらわれたのです。結婚式はその見栄(若い妻をもらえる余裕がある)を披露する場でした。それが終わると、大きな敷地内にあるあなた専用の小さな一軒家に連れていかれ、数人の召使いを紹介されました。夫となる老人とはそれっきりです。おかしな”奥様”の生活が始まりました。
あなたには、あなた専任の召使いたちが家族に見えてきました。私だけ優雅に暮らしてなんていられない!でも、文句をつけるとこの人たちの生活(命)も家族の生活(命)も脅かすことになると考え直しました。そして、どうすれば皆の立場を守り、私の気が済むのか・・何日も何日も考えた末、導き出したのが順番に奥様になること!でした。あなた専任の召使いは皆女性です。夫は妻の顔さえ覚えていないでしょう。
服装を取り換えれば何の問題もなく誰でも奥様になれます。召使いたちは恐れおののき猛反対しましたが、”皆、不公平だと思わないの!あんなジイさんのどこが偉いっていうのよ。労働者の方が絶対偉いわ!皆、一日くらい仕事せず”奥様”として生きる権利はあるはずよ!”と演説しました。召使い一同その言葉に感激、感謝し、あなたの提案を受け入れました。次の日から、あなたも平等に一日一人の奥様役と召使い役の順番に入りました。あなたにとっては、家族の生活(命)を背負った”老人の見栄のための奥様(人形)”を生きるよりも召使いと奥様を皆で共有する方がずっと楽でした。
-過去の記憶が現世の自分に与えている影響と体の反応(負担)-
あなたは、この過去世の両親に”家族の生活(命)”という重い責任を背負わされた記憶と泣かれた記憶によって、今のあなたに関係のない重い責任(心配・不安も含む)を背負う(水壺を頭に抱えているエネルギー)癖が残っています。そして、泣かれたという行為が”自分の行動は信頼できない”信頼してはいけないという考えに紐づいてしまっています。それがあなたの自信のなさに繋がってしまっています。全て過去の記憶がベースであるため、エネルギーが肉体を通して違うと抵抗をしています。その抵抗が、偏頭痛、特に右側の肩/首/胸の痛み、胃腸のトラブルとして表れます。
<3つの過去世のまとめ>
3つ目の過去世であなたは、あなたなりの平等を実現し生きましたが、自分の人生が終わる最後の最後まで結婚式にしか会っていない老人(夫)に対して後悔を捨てきれずにいました。1番は文句(女性に対する扱い、差別問題)が言えなかった自分に対する怒り、両親に対する怒り、老人(男と金持ち)に対する怒りです。そのため、今の社会に蔓延る差別やいろんな問題に対して、過剰に反応をしてしまうところがあるでしょう。また、①と②の過去世の記憶(経験)からコミュニケーション(特に言葉で表現すること)能力に対して劣等感、苦手意識を抱えているかもしれません。ですが、それに関しては3つ目でクリアしています。
今、あなただけではなく、個人から集合意識、全体に至るまで過去のエネルギーに繋がりやすくなっています。特に今、地球はかつてないほど巨大な人類の恐怖(怒り、争いを含む)のエネルギーに覆われ(充満し)ています。その影響で真実は歪められ、ますます自分自身や他者を疑い、責める(攻める)ことが正しいこと=守ることだという考えが強くなっていきます。遠くない未来に争い(裁判、競争も含む)、戦争によってこの世界(社会)は、崩壊するでしょう。
どの程度の規模になるかは明らかではありませんが、この世界(社会)が壊れない限り、地球に未来はありません。世界(社会)を壊す必要があるほど、地球の危機は進んでしまったのです。今の世界(社会)を裁くこともまた争いです。大事なのは、自分の真実を生きることです。あなたは3つの過去世でも過去から学び一歩ずつ取り組み続けてきました。その集大成が今のあなたです。鉱物だった過去世の記憶(経験)を持っているので変わってるのが当たり前です。わかってもらおう!と思わないでください。皆違うので、わかっていると思いこんでいるだけで自分の事以外わかってなどいません。
今世のあなたで、あなたらしい(新しい)平和とあなたらしい(新しい)交流(コミュニケーション)を見つけてください。大事なのは、自分への信頼。それだけです。
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