写真はつい最近メンバーのみなさんと訪問したカンボジア・アンコールワットの遺跡での一コマです。

 

石で建造された遺跡を真っすぐ前に向かって進んで行くと、迷路のような膨大な行程の中で同じような景色が連続して現れるんです。その途中で時にはこんな感じで等身大の仏像が鎮座していることがあります。一瞬ハッとして心は高揚します。

 

仏像の前に辿り着き「ようやくここがゴールなのかな？」みたいに思い「あの・・・。仏像様、ここがゴールなのでしょうか？」と尋ねてみたところ、「ん、ゴール？　ゴールはあちらだよ」みたいに真上に広がる空を指さされることになりました。付近に隠し階段や梯子ががある訳でもなくは意味不明です。

 

仏像が座っている場所は遺跡のゴールなどでは無くて石の建造物の中央を示す単なる道しるべみたいなものだったようです。とどめなく汗がしたたり落ち、やや脱水気味の放心状態になりながら遺跡の探索はこの先まだまだ続くことになります。