私の鑑定を受けてくださった方々はすでにご存知かと思いますが、ホロスコープリーディングのアドバイスは非常に現実的です。
例えば、恋愛運があまり良くない女性が鑑定を受けたとしましょう。容姿端麗、明るくて人望も厚く異性に嫌われる要素がない。でもなぜか付き合う相手が全員自分を利用したり搾取しようとする人ばかり…。ホロスコープではこの女性の恋愛を示す天体の状態を中心としてホロスコープ上に現れている生育環境、人間関係、カルマ的なものも含め網羅的に観察します。もしそこに恋愛運が悪いというサインが見えたとしても私はクライアントにはこのように質問します。「あなたはどうしたいですか?」「あなたはどのように有りたいですか?」そこに心霊的なものは一切介在しません。クライアントの自由意志のみです。
もしその女性が疲弊してしまうような恋愛を続けていたとしても、気が済むまで恋愛をしたいと思うかもしれませんし、穏やかな恋愛では飽き足らず気を揉むようなドラマティックな恋愛を敢えて望んでいる場合もあるわけです。
いずれにせよ、どうしたいのかという決定こそがホロスコープをも超えた意志であり、私はそのような強い意志を尊重します。出生図の恋愛運があまり良くない場合でも恋愛が活発化するような時期であったり、調和的な関係性を築けるような相手の特徴であったり、何かしらの救いのポイントをお伝えしています。また、惨めな恋愛を繰り返すようならいっそのこと仕事に邁進してキャリアを高める方がいいという境地に達することもあるでしょう。本来持つ恋愛運の傾向を認め、腑に落ちたうえでのシフトチェンジもまたそのクライアントの意思決定です。意志こそがホロスコープを超越するものであり、ホロスコープがその人の意志を制することは有りません。
古代は国家の行く末にも使われていた占星術ですが、人間の進化とともにそのあり方は吉凶を決めるだけの運命論的なものではなく、個人の意識、意志をサポートすべきものに変わってきていると私は信じています。どのような決定を下したいのか、それが分からないから占いに来ているという人も多いでしょう。もちろん、宙に放り出すようなことはしません。ホロスコープから見えるあなたの可能性を最大限にお伝えするのが私の役目です。決定を先延ばしにしたり、取り組むことを避けている人は特に、自分の可能性を知り自分自身を知ることで、何らかの岐路に立った時に意志の力の重要性を学ぶ必要があるかもしれません。もしあなたに「今までの成功法則はこうだったから自分はこうあるべきだ」とか「この思想 (または特定の人物) こそが唯一無二の答えである」と断定したり感化されやすい傾向がある場合、それはおそらく水瓶座の時代には悉く覆されるでしょう。攻略ルートのようなものを探そうとしても正攻法はとうの昔に廃れているでしょうし、これからの時代には手元にある地図がそもそも正しいのかも分からないからです。変化の激しい時代の中、自分の真理を持ちながらも柔軟に、そして俯瞰的にこの世界を眺めてみてください。