すべての人がトラウマ的な経験をしています。トラウマ的な経験にきちんと対処しないと、魂の欠片がトラウマ的な経験をした過去世にずっとい続けるのです。つまり、みなさんの魂が完全な状態にならず、恐怖、不安、落ち込みなどを抱えたまま生きるだけではなく、今回の人生を意識的に生きようとならなくなるのです。

このプロセスは、起きたことを変えるのではなく、あなたの意識にこの経験を浮上させ、認識し経験として受け入れ、宇宙にこの経験を返すのです。そうすると、誰かの旅に使用するためにリサイクルされるのです。どこかに置き忘れた魂のかけらは、そうすることによって元の魂と統合し、もっと完全になるのです。受け取る与える、自然なサイクルを生きることと同じであり、気づくべき過去世に光をもたらすことでもあり、今のあなたにクリアさ、気づき、強さ、回復する力となるのです。

私に見せられた3つの過去世、ただの経験だったと受け入れ、宇宙に返す必要があるものです。

1.

私が最初に見た過去世はニューヨークのブロンクスであり、1950年代の半ばです。

30代の前半の男性であり、同年代の女性と婚約をしていました。2年前に恋に落ちた女性です。この女性が仕事を探している時に出会い、あなたの書店と商売に雇うことにしたのです。誰かを雇う必要はなかったのですが、この女性が仕事をとても必要としていたことと、あなたと同じユダヤ人であるので雇うことにしたのです。

高校卒業後、叔父や叔母があなたに望んでいたように自分には学ぶことは必要ではないと決めました。自分自身が自分の上司、ビジネスマンとなり、父親のようになりたかったのです。両親ともにユダヤ人で事業をしており、ドイツのホロコーストで殺されました。両親はホロコーストが始まる1年前にあなたをアメリカに送り、叔父と叔母と一緒に住んでいたのであなたは生き残ったのです。夢は、父親のように成功者となることであり、両親に自分を自慢させることでした。

あなたが引き継いだ書店は、皮肉にもドイツ出身の老夫婦のものでした。ホロコースト前にニューヨークに移住していました。息子が1人いて、あなたの年齢くらいでした。息子が書店の手伝いをしていました。このお店を購入するための約束として、この息子を引き続き雇い続けることがありました。あなたはしぶしぶ同意しました。この息子にいい感情はありませんでした。老夫婦を息子が利用しているようにあなたは感じていたのです。

老夫婦の息子をスタッフとして雇い、この状況に数年、我慢した後、毎日、職場に来ても何もせずに給料を受け取る人ではなく、あなたを助けてくれる別な人を雇うべきだと感じました。この息子はあなたに対して気持ちのいい人ではなく、いつももっと給料をくれと要求していました。あなたは、罠にはまったように感じており、だから婚約者を雇うことにしたのです。

あと数日でやって来る結婚式にとても興奮していました。仕事に集中することが難しいほどでした。老夫婦の息子に耐えるストレスで心配と疲労がひどかったのです。結婚式の前、お店をきちんと片付けるために数冊の本を棚に戻してと伝えるとそれを拒否しました。はしごを使って棚の上に行かなければならないからです。口論の後、老夫婦の息子はお店を出て行きました。

あなたは怒り、はしごを置きました。手に本を持って棚の上にたどり着くと、お店の扉が開く音が聞こえ、この息子が2人の若い男性と店に入って来るのが見えました。あなたが登っているはしごに近寄り、「ユダヤ人に死を」ととなえながらはしごをゆすり始めました。あなたは怖くなり、石を投げつけるように下に向かって持っていた本を投げました。この後も彼らはこの行為を止めなかったのであなたはバランスを失い、床に落ちました。床に頭を打ち、首を骨折し、即死しました。

死因

落下による首の骨折

死ぬ時に考えたこと

どうしてこうなるのだろうか?私も、この若い男性たちもホロコーストを経験したことはないのに単純に自分を嫌っている。私が若いユダヤ人のビジネスマンだからだろうか?ヘイトには国境もないのだろうか?何年も前に遠くにいる両親は殺害され、短い人生がこんな悲劇的な終わりを迎えることに値するなんて私は何をしたのだろうか?

2.

1900年代初めのアフリカが次に出て来ました。

12才くらいの少年のあなたが見えます。鉱山労働者の助手として朝も晩もずっと働いています。7歳から金鉱で金を掘る手伝いをしているのです。父親は、あなたが働いているこの金鉱で数年前の爆発で亡くなりました。あなたの家族にはほかに収入がなく、母親は同じ会社であなたが働くのに同意しました。父親と同じ仕事でしたが、給料はずっと少ないものでした。

長い間、同じ仕事を繰り返してここで働いた後、主任に信頼でき、献身的なよき労働者として認めてもらうことにもっと頑張ろうと思うようになりました。時間通りに毎日、出勤し、病気でも休まないようにしました。あなたは、主任はあなたをあなたのような他の子供たちの担当にすべきだと感じており、自分の献身的で一生懸命な仕事に他よりももっと給料をもらうべきだと思っていました。

主任に気に入られようとすればするほど、主任は怒り、あなたに憤慨しました。子供が主任の助手になることで人生を楽にしようとしているようにしか見えませんでした。この主任は、あなたの父親と同じ鉱山で働き、あなたと父親は比べものにならないと言っていました。主任はあなたにここで働いても、若くして肺の病気で死ぬだけと言っていました。あなたはいつも主任に腹を立てており、主任はあなたが次の日に来ようが来まいが、どうでもいいと思っていました。

あなたは、母親からもらう愛と感謝以外に、一生懸命に献身的に働いて人に認めてもらう最終的に夢をあきらめました。鉱山で働く以外に何も知りませんでした。他の子供のように学ぶこともなかったのです。人生に落胆しました。

しばらくして、お金を稼ぐ夢を忘れました。毎日、同じ仕事を一生懸命にしても大してお金にならないお金を稼げないのです。これは適切じゃないし、自分にも母親にもよくないとあなたは感じました。あなたは、復讐へと考えを変え始めました。多分、父親も鉱山で働きながらあなたと同じような夢を持っていたけれども、主任に邪魔されたように父親も邪魔されたと想像したのです。あなたにとっては、自分と父親のために復讐をすることに意味があったのです。

毎月1回、主任は鉱山でケーブルを伸ばす手伝いをさせてくれました。壁に穴を開け、探している鉱物に近づくためです。今日がその日でした。いつものようにあなたはケーブルの端を持ち、できるだけ鉱山深くに引っ張りました。主任のところに戻ると「主任が、他の仕事を完了できるように爆発物をケーブルの端に持ってく手伝いをしますか?」とたずねました。驚いたことに「お願いします」と主任は言いました。

爆発物が入った箱を見つけると、鉱山の内部にあるケーブルの端に即座に爆発物を持って行きました。あなたは、鉱山にいる労働者たちをどかし、主任が爆発物をケーブルにつなぎ、レバーを上げるのを見たのを思い出しました。つなぐのを終えた後、あなたは主任のところに走っていき、「使えますよ」と言いました。初めて、主任はあなたを見てにこっとして「ありがとう」と言ったのです。

鉱山の暗闇の中に主任は消えていき、復讐のための自分の邪悪な計画を考え直しました。顔を涙が流れ、大きな間違いを犯し、爆発で死ぬ前に主任の後を追いかけて走りました。できるだけ速く走り、追いつこうとしました。近くまで走ると突然、主任は立ち止まり、主任を追い越そうとするあなたがケガをしないようにあなたに足を突き出し止めたのです。あなたは、躓いて転ぶときに主任の足を感じ、レバーのついた箱にちょうどぶつかりました。あなたの体重でレバーが押されてしまいました。生存者はいませんでした。他の労働者たちも鉱山をその時点で離れるように言われなかったからでした。

死因

致命的爆発

死ぬ時に考えたこと

人を殺そうなんて意図しませんでした。特に自分も死ぬなんて思いませんでした。私は、自分の暗い考えで想像するようなよい人生なんてないと自分に言い聞かせたのです。こんな風に母親を傷つけるなんてしたくはなかったし、父親の評判を傷つけるつもりはありませんでした。

3.

3つ目の過去世です。1800年代後半のブラジルです。私が見たのは、25歳くらいで修道院で司祭に最近、任命されたあなたです。教会の仕事を、高齢で続けられない司祭を助けることがあなたの最初の仕事でした。教会とコミュニティでとても愛された人であり、貧しい家庭を助けていました。教会での仕事をしながら、世界中の教会を必要であれば訪問しました。あなたと会った後、あなたを教育し、自分のような司祭に育てられると確信していました。だから、あなたが自分の教会に入ることに同意しました。

数年後、高齢の司祭は仕事を継続できないくらい弱くなりました。あなたは、教会の仕事を1人でできると感じており、高齢の司祭から受けたトレーニングに感謝していました。教会もあなたと仕事ぶりに満足しており、信者たちはあなたの説教を楽しみ、あなたの慎ましい性格も愛されました。

もっと時間が経過し、家族から父親が病気で死が近いという手紙を受け取りました。あなたがいる場所から遠く離れた場所に家族はいて、あなたの仕事の代わりをしてくれる人は誰もいませんでした。あなたは教会にしばらく誰かに代わってもらえないかと願い出ましたが、誰も代わりになる人はいませんでした。あなたは苦しみました。自分と信仰の間での苦しみです。父親に別れを伝えるチャンスを逃したくはなかったのです。父親は間もなく亡くなり、あなたは失意を経験していました。

力を取り戻し、その後、数年、教会での仕事を継続し、あなたも年を取りました。体はかつてのような若さと活力を保持しておらず、あなたが退くに合わせて教会は別の誰かを見つけることはできないのではないかと心配し始めましたが、代わりはいないので1人で教会の仕事をし続けました。

あなたは、自分の健康が失われていくのを感じていました。最近、胸の痛みを経験していました。健康問題への恐怖をできるだけ長い間、教会には伝えませんでした。運命の日が訪れました。ある朝、起きると、起き上がることができませんでした。胸の痛みに急に襲われ、悪化しました。助けを求めるための電話もベルもなく、あったとしても、手が届きませんでした。希望を失い、これが地球での最後の日だと考え始めました。間もなく、あなたは疲れ、意識がもうろうとしてきました。スピリットガイド、天使たちの声が聞こえます。名前が呼ばれています。教会の献身的な信者が週に一度の訪問を兼ねて立ち寄った際、あなたを発見しました。

死因

老衰

死ぬ時に考えたこと

これは現実なのでしょうか?こうやって人生は終わり、平和に1人で亡くなるのでしょうか?そうであるならば、私は経験したこの人生、本当に祝福にあふれていました。多くの愛、知識、知恵を愛する教会と分かち合いました。また転生することがあれば、今回のような同じ人生を選択します。私自身全部、私の愛、喜びを多くの人と分かち合うのです。

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☆この人生に影響を与えているトラウマ的過去世も含む過去世メッセージ~気づくべき過去世に光をもたらすことでもあり、今のあなたにクリアさ、気づき、強さ、回復する力となる(メッセージのみ)

☆この人生に影響を与えているトラウマ的過去世も含む過去世メッセージ~気づくべき過去世に光をもたらすことでもあり、今のあなたにクリアさ、気づき、強さ、回復する力となる(メッセージと1時間のセッション)