何度か引っ越しをして思うのは、自分が大事だと思っている事でも興味のない人にとってはどうでもいい事で、その事を知っている（頭ではなく経験、体感、感覚でね^ – ^）のと知らないのは大きな違いだなということです。
例えば、高い金額に魅力を感じるのも安いに魅力を感じるのも料金やお金へのこだわり、考え方ですし、住む場所に優越感やプライドを持って住んでいても（単純に好きとか、気持ちいいとかではなく…）、その場所の（その人が思っている）魅力に興味がなかったり、場所そのものを知らない人にとってはどんな場所もただの地名です。
何かにこだわりを持っている人も、そんなに気にしていない人も含めてお金を何にどう使うか使わないかも、どこに住むかもほんとに自由ですが、みんなが同じようには見ていないし思ってもいないし、その人がそれを選んでいるというだけです。
ただわたしは選ぶ時の、その理由には敏感でいたいなと思います。見たい、行きたい、きれい、面白い、会いたい、美味しい、気持ちいい、刺激があるとか、向こうからやってきた、妙に惹かれるとかいろいろなきっかけや理由があって、それが大事なのです。そして、選ぶのはいつもスタートで、その後の物語りまでは選べないようです。
中島たかみ