世の中はお金という視点で動いています

売れれば何でもいい、これが世の中の仕組みだと思います。出版社だって売れればなんでもいいんです。これはよい内容ですね、でもーという考え方の人がほとんどです。過去、出版社はお金をテーマに書けない?それだと売れるんだけどって私に言いました。売れるか、売れないか、それだけです。

最近、昔からの知り合いから出会い、恋愛、婚活のサイトを立ち上げ、IBOKの誰かに記事を書いてほしいと頼まれました。このサイト、出会い、恋愛、婚活だけを扱い、まるでこれが人生の最大のことのように訴え、お金を取る、私にはバカにしてるなーって思います。いて座のあなたに男をアプローチさせる方法とか、なんて身勝手な内容と思います。

こんなことを本気で信じ込んでいる人っているんでしょうか?出会い、恋愛、婚活が成功したらバラ色になり、幸せのゴールにたどり着き、一生、何もしなくていいのでしょうか?

世の中はお金という視点で動いています。お金になるならなんでもいいという視点で世の中を見てみる、大事なことだと思います。世の中で売られているもの、表現されているもの、お金がベースです。内容なんてどうでもいいのです。それが世界に与える影響なんてどうでもいいのです。

成功はお金じゃない、過去に成功の本をレーネンさんと作りましたが、今、その本当の意味が分かる気がします。お金イコール成功であるを信じ、生きていればいつまでもこの世の中はお金になるなら何でもやっていいという状況を肯定することになります。大企業がいつまでもやりたいようにやり、大企業の社長は数十億の使いきれない年収をもらっていいという状況を肯定することになります。成功はお金ではなく、やりたいことをやっている達成感、高い、安いという基準で決めない、それを少しでも取り入れていくことですべてがお金に支配される世界が変わっていくと思います。

伊藤仁彦