理想の人、タイプの人はいるけど本当に関われる人はまた違う

この仕事をしていると、その人が本来持っているものを無駄にしてもったいないなと思う場合が多々あります。こうでしか幸せになれないと思うとそこにだけフォーカスしている人たちです。いろんな魅力、才能、能力に気づかず、特定の形にこだわりフラストレーションにあふれて楽しそうじゃないのです。
 
私の知り合いが、「誰もがこういう人と付き合ったらという理想の人、タイプの人はいるけど本当に関われる人はまた違う」と言っていたのをよく思い出します。こうすれば幸せになれるという理想みたいなものと、本当に関われる経験もまた違うということだと思うのです。
 
こうでしか幸せになれないというものはとりあえず置いといて、まず人とオープンに交流したらどうでしょうか?人に自分が気づいていない自分を引き出してもらう、そのほうが絶対に楽です。他人の方が客観的に見ています。これいいんじゃない?あれいいんじゃないという客観的な助言を受け取ることもあるでしょうし、理想、タイプでもないけど恋に落ちることもあるかもしれませんし、知らなかった感情が引き出されるかもしれません。全く興味のなかった国の人と知り合い、その人の国に行くことになるかもしれません。
 
脳によるコントロールを手放さないと、自分の可能性を自分以外の人に引き出してもらうことができず、理想、タイプという思い込みに一生、満足のない人生になるんじゃないでしょうか。IBOKのイベントも人と交流しやすいものだと思います。こういうところでいろんな人に会っていくというのもイベントに参加することで達成することができます。
 
伊藤仁彦