エゴと不純な動機、生き地獄を経験することになると思います

これは、私の見た経験をベースにした解釈なので正しいか間違っているか、わかりません。20世紀の終わり、レーネンさんたちが新しいムーブメントの一部だったと思います。アメリカで大きく活躍し、ドクターピーブルズをチャネルし、2000年以降の水瓶座の時代に備えてさまざまなメッセージを発していましたし、ドクターピーブルズをチャネルする人たちを育てていました。その中で我こそがドクター・ピーブルズをチャネルする本家だと言う人も出てきたり、平和、バランス、調和を言いながら、競争、争いもあったようです。日本もアメリカもピラミッドのような組織ができ、崩壊したり、また新しいピラミッドができ、何のためのスピリチュアリティなのか、私もよく思いました。

多分、昔の計画では、より多くの人間の霊的能力を開花させ、この地球にバランスを実現しようというものだったと思いますが、このスピリチュアル業界も他の業界と同じです。チャネル、サイキックをする側も人を助けられる特別な仕事という意識であったり(すべての職業がなくては困るものだし、人助けです)、自分の方が正しいとか、能力があるとか、もっと認められたいとか、平和、バランス、調和のためにこういう業界がより一般的になったにもかかわらず、人間のエゴでさまざまなバランスの欠如を創造したと思います。お金に関する本をレーネンさん出さない?奇跡を起こせる本は?とか、人間のエゴをくすぐればお金になる、平和、バランス、調和とは全く反対の業界になってしまいました。多分、人間は結局、私はどう?私が一番ですよね?私、私、私が強すぎて当初スピリットワールドが計画していた計画からずいぶんはずれ、バランスの欠如を創造する業界になりすぎたと思います。

私がレーネンさんのここ数年、そして亡くなる最後の数か月をともにして思うのは、レーネンさんたちが数十年前に始めたやり方は大幅に変更されたということです。より多くの人に伝えることが貢献の形だと思っていたのに、レーネンさんの最大の人生の貢献は、強烈に狂った磁場からこれまで地球に存在しなかった強烈な電磁波を持つ宇宙存在が訪問できる道を作ったということだと思います。スケートを得意とし、オリンピックで金メダルを取ろうとしていたのに、マラソンで金メダルを取ってしまったような例えでしょうか。しかし、レーネンさんは形はどうであれ、宇宙への貢献というところにピュアにコミットしたと思います。仕事にもピュアなコミットがある人でしたが、宇宙への貢献というところにもピュアなコミットがあり、だからこそ、誰も行ったことがない、宇宙のどこかに存在する強烈に狂った磁場を自由に訪問でき、予想はしなかったビッグなチャンスも与えられたのでしょう。

レーネンさんをはじめ、多くのIBOKのサイキックたちは行動をするように何度も何度もこれまで言ってきましたが、多くの人はうまく行くなら、怖い、そうやって大切な行動はしてこなかったか、ピュアじゃない動機でこの業界に関わりすぎたと思います。だからスピリットワールド、宇宙はやり方を変えたのでしょう。ポイントは、エゴと不純な動機です。いまだにこうすればこうなり、こういうところに行けるとか、安全と安定を確保できるとか、それをベースにするととんでもないしっぺ返しされます。私の経験を通して見た実際の事例です。生き地獄を経験することになるでしょう。やるならやる、やらないならやらない、聞くだけ聞いといて結局やらないが一番いけない。そういうものにはスピリットの世界も宇宙も容赦ないというのはこの仕事を裏で見ていて実感です。私がという時代は終わりました。全体のために私を活かさないなら、それには容赦のない時代の到来です。

今、みゆきさんは新しい宇宙の計画に従って情報を渡していますし、ロンさんは人間の感情にはまったく左右されないスピリットガイドと天使たちを通して情報を渡していますし、天翔さんはそれぞれの人のエネルギーに主観的意見を入れずに情報を渡しています。それぞれに共鳴するものに参加されてください。自分を等身大で知る、自分を全体のために活かす、そういう情報です。

伊藤仁彦