スピリチュアル業界も本当に変化していくのだなあと思います。これまで、人間のこれを実現したい、あれが欲しいということにフォーカスしてやってきたもの、これ、あれすらもう曖昧で、そういうものに絶対的なパワーすらないのをなんとなく多くの方が感じている気がします。過去、何かを得るために時間、お金を投入してゴールを達成するのが当たり前でしたが、エンドレスに外に求め続け、一生懸命に上下、優劣を創造するだけでしかないことに多くの方がある意味、気づいているような気がします。

レーネンさんは、生まれながらのサイキック、チャネル、ミディアムでした。それが、体に機能の１つとして入っている人でした。レーネンさんの魂がつながっていようがいまいが、サイキックとして、チャネルとして、ミディアムとしていくらでも仕事ができました。レーネンさんのパーソナリティ（性格）とその体に備わっている機能は全く別なものでした。死ぬ直前の数か月をともに過ごして、生まれながらに体に備わっている機能だったということを明確に目撃しました。

みゆきさんは、人間のことを感情を抜きにして見る人です。エネルギーの研究者であり、エネルギーをいい悪い、正しい間違い、上下ではなく、単純に面白がれる人です。だからこそ、あらゆる能力が進化した人だと私は思います。そして、今も進化し続け、日々変化する地球、宇宙のエネルギーを面白がって追求しています。

天翔さんもエネルギーを正確に分析する人です。一緒にアメリカ、カンボジアに行った方はご存じだと思いますが、幽霊がいると言われているホテルから参加者それぞれに伝えられるメッセージは意地悪でしたし、それぞれのスポットでそれぞれに伝えられるメッセージは、その場所とそれぞれの人の共鳴によって異なるものであり、受け取った人たちがそれぞれにしっくりするものでした。

今、私たちがいる世界、これからも過去と同じようなものが続くなんて多くの人は思わないと思います。私の周囲でも突然、元気だった方々が亡くなりましたし、守り、安定を与えてくれるだろうと思われるものが続くかどうかももう疑問です。

だからこそ今、過去のすり込みを自ら捨てるいいチャンスではないでしょうか？こうあるべきなんてものも崩壊しつつあります。誰が上で誰が下なんてこと自体が一部のエリートに全体を支配していいよと許してきた根源だと私は思います。この支配構造が地球を極限まで痛めつけ、お金になるなら何をしてもいいという社会にしてしまったのでしょう。

純粋にエネルギーに興味がある、面白そうって思うなら、みゆきさんに共鳴する方はみゆきさんから、天翔さんに共鳴すエネルギーを学び、何かの大家になり上になろうとかそんな動機は過去のすり込みですし、今だからこそ、単純に面白そうをもっと気楽に追求できる気がします。ある人はエネルギーから、ある人は数秘、ある人は手相から、どの道であっても結局、何かにつながるきっかけとして面白がるチャンスになるのではないでしょうか？単純に面白がること、それによって次のステップ、やるべきこと、仕事、人間関係などが自然と現れていくのでしょう。レーネンさん、生前、何度も言ってましたが。

単純に面白い、大事なのはそれだけです。面白がることを論理的に理由付けしたりせず、ただ面白がる。面白がることをお金にしようとかになると、宇宙人たちも嫌うし、支配構造を支持しているだけです。少なくとも私が伝聞や誰かの意見じゃなく経験で知っているのは、支配構造につながるものを宇宙人たちは破壊するということです。

伊藤仁彦