『転落』を経験した過去世が浮上しています。あなたの父親は、中国-モンゴル-朝鮮半島の王族、貴族など富裕層が取引相手の大きな交易商団を持っていました。母親は幼少期に病でなくなったため、父親は一人娘は決して手放すまいと誓い、一時も離れないようと屋敷を売り、商団とともに旅する生活になりました。あなたは父親に溺愛され、その辺り?の王族の王女よりも王女らしい身なりと扱いをされていました。

あなたが12歳になった頃、父親は中央アジアを超え、中東あたりまで取引相手を拡大しようと考えました。『とりあえず、行ってみよう!』といつものルートから外れ中央アジア(カザフスタン)へと一団を向かわせました。初めての土地ですが、父親の商団は”旅する小さな国家”であり、食料にも衣服にも困りません。雨風しのげるテントもあるし、お金もあります。困ることはないだろうと進みました。この考えが甘かったことに気づくには、日数はかかりませんでした。

当時、カザフスタンの山岳地帯にかなり過激な盗賊が横行していました。まず一団の先頭あたりに火の矢が飛んできました。馬車の幌に火がつくと団員が叫びました。あなたと父親は、後ろの方の豪華な幌で休んでいました。『盗賊だ!大変だ!火をつけられた!逃げろ!!』という叫び声を聞き父親は帆の窓から顔を出しました。数十名の”いかれた”形相の盗賊が雄たけびをあげながら向かってきます。金目の物だけが目当てではないことは明らかです。父親は、寝ているあなたを起こすと質のいい絹の布を頭から体中に巻き付けました。『え!?何?どうしたのお父様!?』と声に出したのもつかの間、『どうか無事であってくれ!!』という父の祈りのような叫びとともに抱き上げられ、馬車から放り投げられたのです。馬車が走っていたのは細い崖の道です。断崖絶壁といえば少しオーバーですが、この崖に落ちたものは盗賊たちも諦める・・・そんな崖です。

それから約一日後、崖の下で体中の痛みと喉の渇きで目が覚めました。父親が巻き付けたシルクの布がまゆのようにあなたを包み、命を守ったのです。もごもごとボロボロになった布から這い出して上を見上げました。あそこから落とされたのは理解した。でも、何があったのだろう?父は無事なのか?迎えに来てくれるのだろうか?考えながら飲み水を探しました。幸運なことに水場はすぐに見つかりました。きれいにしてから次のことを考えよう!とボロボロになったもののシルクはシルク。使いやすい大きさに破り、手ぬぐい代わりにして全身をきれいにふきました。

きれいに身なりを整え、それから『お腹が空いた・・・』何となく、一団が向かっていた方角とは逆の方角へ歩き始めました。数時間歩き続けましたが、空腹と疲労によって道端に倒れるとそのまま気絶しました。目覚めたら、あなたが住居代わりにしていた馬車の幌やテントよりも質素で何もない家の床(その家にとっては寝床)に寝かされていました。
あなたが気絶しているところ、近くのほぼ自給自足で生活している親切な家族に助けられていたのです。あなたが起きたことに気づくと、一家の母親らしき人がほぼ何も入っていないスープを持ってきて、飲んで体を温めなさいと差し出してくれました。このあたりの言葉はあなたには理解できませんが、優しそうな笑顔と仕草で理解できました。でも、差し出されたスープを一口飲みました。『うえっ。何これ人間の飲むものではないわ・・・。空腹で死んだ方がまし』と正直にそう思ったのです。父親は、最後に命があれば生きてさえいてくれればと願って一人馬車から落とし盗賊から逃がしましたが、王女より王女の扱いを受け育った娘(あなた)は死んだ方がましだという結論を出すと、スープを一口飲んだすぐ後にその家を飛び出し、近くの絶壁崖から身を投げました。

<現在>
あなたは、(精神的にも感情的にも経済的にも)自立を望み、実現しながら生きている人ですが、大陸からの風(←エネルギー的な意味)が強くなる時期(今年は特に多くなります)はこの過去世が浮上し、非常に厄介な(気難しい)人になります。

厄介とは、他人(家族、親しい人も含む)の親切(思いやり、愛情も)にイライラ(癇に障る)してしまうことです。父親にしても助けてくれた家族にしても、あなたにとっては大迷惑=転落する原因となった行為でしかない。この記憶(考え)と繋がってしまうからです。自覚はどこまであるかわかりませんが、どうってことのない親切心(思いやり、愛情も)に感情的及び精神的に不安定になります。だから、人を避けたがるのです。自立(客観性であることも含む)と避けることは全く別の行動(エネルギー)です。

過去世の記憶はなくても、今の自分に関係のない考え(過去のエネルギー)に影響を受けた行動は、何より自分自身の肉体のエネルギーを委縮させ、負担をかけていますし、その真実を知っているスピリットを傷つけています。

あなたは、どういう環境で育っても必ず自分で決断し、行動に移しています。たった一口の口に合わないスープで死んだ方がまし!と行動に移す、良く言えば強さと潔さを持っています。でも、現在のあなたにとっては、この過去世のまんまの強さと潔さはエネルギーを小さくし硬直させています。エネルギー的な性質は過去と同じでも、使い道(在り方、生き方)を変える・・それがセンスであり、創造力(クリエイティブさ)です。

<未来/可能性>
父親は、コミュニケーション能力と目利き(良品選び)に長けていました。あなたにも同じセンスがあることを見抜いていたからこそ、連れて回っていたのです。14歳まで甘やかし、15歳からは、商品の目利きと交渉術を教え、18歳になる頃にはあなたに大商団を譲るつもりでした。

今、肖像画は、目をそらし斜に構えています。つまり、持っているセンスを使っていないということです。あなたは嘘が嫌いな正直な人だと思いますが、目をそらし、斜に構えている時点でその正直さが歪んでしまっています。(ちなみに、頂いた写真のポーズが必ずしも反映しているわけではありません。)他人の自分に対する態度や扱いよりもそれに反応した自分のエネルギー(考え、浮かんだ感情、肉体の緊張、強張り)に気づいてください。

過去世などの情報から学ぶこと、知ることも大事ですが、もっともっと多くの人間が気づく必要があるのは、常に最新で一番大事なメッセージは自らの身体が発信しているということ。自分のエネルギーに負担をかけない、傷つけない、考え方/在り方/生き方を、自身の肉体、感情、考えから学んでください。そうすれば、あなたの持っているセンスに自ら気づき、今の時代に合った活かし方を人生を通して発見し、クリエイティブに生きていけるでしょう。

以上です。

”鏡の力”をポジティブに利用したエネルギーのイラストになっています。多くのエネルギーが存在しています。受け取り、気づき、意識(エネルギー)を広げるのにご利用ください。

☆エレメントで知る本当のあなた~あなたと地球と宇宙とのエネルギー的な関係にバランスを実現すると、魂と宇宙の意図を生きられる時代の到来~のお申込み

☆あなたのスピリットからのあなたへのメッセージ~今のスピリット(自分)の状態と望み(選択)をテーマにしたイラストとメッセージ~のお申込み

☆7月23日に東京で開催されるメンバー限定のイベント~クリエイティブなエネルギーの拡大と進化でこれから重要な新しいあり方をエネルギーから知る~のお申込み

☆本人の感覚・感性に合わせたエネルギーを感じる・交流する・創造する個人ワークショップ(75分)~本人のエネルギーに最適なワークショップが提供され、個人で学ぶのが合う方向きです~のお申込み

☆あなたのエネルギーが語る、あなたの肖像画を通して知るあなたの過去、現在、未来(可能性)~肖像画が気づき、意識(エネルギー)を広げ、未来をエキサイティングなものに~

☆あなたのエネルギーにバランスをもたらすために送られてきた存在たち(エネルギー)の絵のお申込み