アマンダ・ケラー(Amanda Keller)の番組が放送されました

https://photos.app.goo.gl/DtypuiE3pNPFskP67

日本での様子も出ています。

AK(アマンダ・ケラー)
パラマウントのスタジオ脇に素晴らしい絵がありますよね?今回、この絵を描いたダニエル・マクドナルドに会えました。

ダニエル・マクドナルドはキャディガル族の男性であり、新進アーティストです。日本でも最近、個展をしました。とてもうまく行ったようです。Deadly Hand Talkという名前を使っています。

ダニエルに招待され、最新のアートを見せてもらうことになりました。こんにちは。ダニエルの通訳はリンダですね。

DM(ダニエル・マクドナルド)
私はダニエルです。私はとても自分に誇りを持って生きています。私はギャディガル族であり、耳が聞こえず、先住民でゲイです。

Deadly Hand TalkのDeadlyはすごい、Handは私のアートであり、Talkはコミュニケーションを意味しています。

AK(アマンダ・ケラー)
ここにある絵、本当にすごいですね。ドットを使った絵は見たことありますが、こんなに躍動感のある色じゃないのです。この絵のストーリーを教えていただけますか?

DM(ダニエル・マクドナルド)
この絵のストーリー、Time is nowです。今がその時ってことですね。誰もが朝起きて、昼食を食べ、夕食を食べ、家族と時間を過ごし、子供を学校に連れて行き、コーヒーを飲む、ドラマ、パーティ、自由になる、すべては今がその時ってことです。

AK(アマンダ・ケラー)
古いテクニックを使っていますが、あなたの描く絵のテーマは現代的ってことですよね。

DM(ダニエル・マクドナルド)
子供の頃、みんな同じアートに触れたんですが、私はユニークであろうと思ったのです。耳が聞こえないし、見えるものが私にとって大事なのです。音のない絵を描かなくてはならなかったのです。絵を描くこと、それが私にとってのインスピレーションなのです。

AK(アマンダ・ケラー)
ダニエルは伝統的なドットのテクニックを使っています。子供の頃に長老からどうやって絵を描くかを学んでいます。コミュニケーションが困難なダニエルにとってそれが、アートセラピーのようなものでした。ダニエルは絵を描くことに情熱を感じ、その才能もあることにすぐに気づいたのです。

DM(ダニエル・マクドナルド)
私は、他の子供たちと遊ぶことはしませんでした。なぜならば、彼らは耳が聞こえるからです。私はそうじゃないし、違っているし、5歳の頃には絵を描き始めました。とても閉じこもっていて、オープンな子供ではありませんでした。
2018年、私は絵を外に向けて出し始めました。お金もないし、どうやって自分のアートが受け入れられるかもわかりませんでしたが、日本に行き、個展をしました。私が日本に行く、夢がかないました。絵もほとんど売ることができました。

AK(アマンダ・ケラー)
日本で愛されたのですね。

DM(ダニエル・マクドナルド)
だといいのですが。

AK(アマンダ・ケラー)
World Pride用にも絵を準備しているんですよね?

DM(ダニエル・マクドナルド)
そうです。World Pride Week中にソロの個展の準備をしています。この期間にオーストラリアへのウェルカム儀式もします。個展もします。パレードも参加します。私のアートって視覚であり、無音なのです。音で聞くのではなく、目で見るものです。

AK(アマンダ・ケラー)
ダニエルは瞑想状態で絵を描き、描きながらどんなストーリーなのか、考えるのです。とっても静寂なプロセスに思えます。あなたは素晴らしいです。

DM(ダニエル・マクドナルド)
ありがとう。あなたもです。

☆オーストラリアのアボリジニアーティスト、ダニエル・マクドナルドの作品

☆2022年東京で開催されるダニエル・マクドナルドの個展 Dream