私たちは星でできている – “We are all made of stars”
国籍、性別、姿形は一人一人皆違えど、地球という星、そして宇宙に存在するということはすなわち、私たちは星の欠片からできています。
この地球上にあなたが生を受けて誕生したその瞬間 – まさにその瞬間の天体の配置をスクリーンショットしたものがホロスコープチャートです。
私たちが星の欠片からできているのであれば、人類が天体による何らかの影響を今昔問わず受けてきたことは驚くことではないと言えます。
ホロスコープは不思議です。同じ人物のチャートであっても、眺めれば眺めるほど新しい発見があります。
ホロスコープを使って未来の出来事を知る手掛かりにすることもありますが、それ以上に、過去現在未来という、私たちが当たり前に抱いている概念すら覆されることがあります。
そして、ホロスコープを読む作業で日頃感じるのが、生まれた境遇が幸運か不運か、将来の出来事が当たるか当たらないのかということよりも、その人の持って生まれた可能性 (ポテンシャル) を最大限に生かすことが何よりも大切だということです。
私たちは生まれてくる環境を自ら選ぶことができません。でも、その後の人生は自分で選び取ることができます。
「A を選択して失敗したからもう終わりだ」ではなく、A が失敗と感じられたとしても、その先には A’、もしくは B、C… と選択肢は広がります。そういった意味では人生の選択に間違いなど存在しないのかもしれません。
ただし、自分がその都度納得する選択を選び取るには、まず「自分をよく知る」ということが起点となります。自分をよく知ると自分自身を信頼できるようになるので、どんな選択をしようとも結果として幸せ度や満足度が高くなります。
西洋占星術で使用するホロスコープは、自分は何者であるのかということを知るのにとても有用なツールです。
西洋占星術を通じて多くの方に、自分でもまだ気づいていない可能性 (これには遅すぎるということはありません)や、よりよく人生を生きるためのヒントをお届けできたらと思っております。
アメリカ在住の西洋占星術の研究家のキャサリン