今朝の気脈メッセージ：「不意に訪れる激流をものともせず、再び確実に平穏を取り戻す水草のようであれ」 – IBOK Japan

今朝の気脈メッセージは「不意に訪れる激流をものともせず、再び確実に平穏を取り戻す水草のようであれ」と語っています。

水草のように生きる人と聞くと、常にフラフラしていて主体性が無くちょっとアバウトな人を連想してしまいますが、自分を巻き込む強い流れに遭遇しても上手く全身をしならせてその被害や危険を回避し力強く生き延びることが出来るしたたかな生命力を持っているのです。

意地を張って強い流れに抵抗し続けると、いつかは水流に飲み込まれ岩に叩きつけられ木っ端みじんに崩壊してしまうことでしょう。嵐の中で立派な巨木が風の力に耐えられず、真っ二つに折れてしまう場合も、地に這う雑草は風に身を任せながらも大地にしがみつき、その難を逃れるパターンと似ています。

但し、水草のようにフワフワ生きていても根っこの部分はしっかりと水底に根を下ろしている必要があります。それでこそ強い水の流れにも流されてしまうことなく無事でいられるるのです。

私たちの現実に当てはめますと、雨露をしのげる住まいがあって一定の収入があるってことなのかもしれませんが、先ずはしっかりとした自分の信念や価値観を持っているってことが根を張りブレない人の証となります。

この大切な根っこの部分を手抜きして水底に固着させることなく、ただぼんやりと水中に漂っているだけでは、わずかな水の流れにも流し流され当てもなく崩壊を迎えることになるだけです。

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