左側が捨てたとばかり思って忘れていた昔の古い看板。最近裏の倉庫に保管していたわずかな端材を整理していたところ突然当時の姿のまま目の前に現れたのです。「まさか！」と驚きました。と同時に「ああ、こんなこともしていたんだな」と、20年ほど前の日々を思い出しました。

 

左側の看板もシンプルで悪く無かったんだけど、ちょっと空きスペースが寂しいような気がして、思いつくままに渦巻きのような模様を最近描き足したのが写真右側の看板です。ただ手の動くままに丸を書いたつもりだったんだけど出来上がると白蛇のようでもあり、少し雰囲気が変わりました。

 

「おまる占い」と言うのは、紙にペンや筆で手描きの丸を書いてもらい、その丸の筆跡から発信されているエネルギー情報を読み取りお伝えしていた占い風のエネルギー鑑定。

 

知人が開催される画廊での展示会のセンターテーブルで、来場者のみなさんに楽しんでもらう為に占いコーナーを作り、この看板をテーブルの上に飾って何度かおまる占いを披露したことがありました。もう20年も前の事だったでしょうか。

 

おまる占いなどと言う妙な名前の占いは当時世の中には無かったし、「なに？それ？？」と面白がってくださる方もいたのですが、ちょっと恥ずかしい思いもあっていつの間にか行わなくなり、今では過去にこんなことをしていたことさえ完全に忘れてしまっていたのです。