すり込みを生きる、周りに合わせる、誰かの期待を生きる、その期間が長ければ長いほど、それに気づいた時に今まで抑え込んできたエネルギーと焦りと自責の念と活躍願望が複雑に入り交ざり、不安定になる人が出てくるようです。
これは、気づき、軽くなり、やる気が出た後に起き、女性に多い現象です。

想像力の高さか、抑圧期間による反動かは人によるでしょうが、今の自分の現実の姿が急に”私何やっているのだろう？こんなんじゃない！！”と非常に馬鹿らしく見えてきてしまう。
しかも、今まで頑張ってきた自分を誉めることも労わることも認めることすらせず、幻想の世界で成功している自分キラキラ輝いている自分を目指し始めるということします。
これこそ、妄想が入った期待です。
この期待は、自ら作りだした巨大な壁であり、動こうとすればするほど埋まっていく底なし沼です。

セッション、イベント、長期コースで頑張って気づき、意識を変え変化した人ほど、もしかしたらその中にいるかもしれません。

IBOKのブログやレーネンさんの本に水瓶座の時代の成功とは何かを書いているのに、水瓶座の時代に合わせて本当の自分を生きるよう！と頑張った自分がいるのに魚座の時代の成功を得ようとするのでしょうか？時代に逆行する生き方です。
だから、変化したはずなのに苦しいんです。

私は成功なんて考えたこともないし、過去も今も成功したーなんて思ったこともありません。
これができるかできないか、これをやるかやらないか、これを続けるかそれとも止めるか、イヤなら断り、やちゃったなら謝り、ノーと言われたら、次に進む・・・
この目の前にあるシンプルで小さな選択の繰り返しだけで生きてきたし、これからもそうです。

手に届くはずもない、架空の幻想の世界に浮かんでいるトロフィーを手に取ろうと手を伸ばし続けているから苦しむのです。
手をおろして、荷物をおろして、背伸びをやめ、現実を見て、今の自分を労り、認め、目の前にある小さな選択をさせませんか？
これをやる、これをやめる、これを買う、これを捨てる、ここに行く、ここを去る、自分の選択を全面的に応援すること。
これだけ人生は動いていきますし、これだけで満足します(^^)

生きていくのは楽じゃないし、これからもっと大変になっていきます。
自らを苦しめなくても、対処しなくてはいけない課題はやってきます。
今できるる小さなこと、手の届くやりたいことをさせようよーって私は思いますが、皆さんはどうでしょう？