右を見て左を見て、頬に手を当て立ち尽くしたまま「うーん・・」と考え込む人の姿を感じます。きっと考えがまとまらないとか大切な答えが出ないのでしょうね。今朝の気脈メッセージは「それでいいんだよ」と語っています。

左右をを見渡し、じっくりと考え込むんだけど答えが出ない時、「おいおい、一体何をしてるんだ？」と何だかまどろっこしい気がするんだけど、何と、答えが出ないということが答えなのだそうです。

ただしこれは「答えが出ないというのが私の答えだ！」と胸を張って応えることに出来る人にのみ有効です。頭を掻きながら困った顔をして恥ずかしそうに「どうしよ～、答えが出ないよー」と言っている人は至らぬ自分を反省した方がいい。

気脈診の相性診断を行う場合も似ています。二人の相性が良いのか悪いのかという判定はすぐに出ます。これって〇か×かっていう二択になるように思うでしょ？でも、どちらでもないって答えが出る時もあるのです。ちょっと興味深いです。二人の関係を手のひらに伝わってくるバイブレーションで判断するのですが、共鳴している場合と干渉を起こしている場合と、そのどちらでもなく無反応な場合とがあるのです。

〇でも×でもない関係。正確に言うなら、お二人の関係は「無反応です」となる。ちょっと味気ないけどね。記号で表すなら△でことでしょうか。共鳴して特に盛り上がることも無いし、干渉を起こして傷つけ合うこともほとんどない、目だった反応が起こりにくい間柄ってことです。

考えても考えても答えの出ない時があります。何だかスッキリしないし、まどろっこしい。しかし、ひょっとして、今直ちに答えが出ないってことが偽らざる自分の答えなのかもしれません。だとするなら、人に何と言われようとも、小さくならず堂々としていたらいいのです。