そろそろスタートを切って動き出さなきゃと思うんだけど、不安な思いが頭をよぎる為か中々前向きな気持ちになれず、その場に留まりいつまで経っても動けずにいることがあります。

そうなると人は勝手なもので、自分が動き出さないでいる理由や言い訳を考え始めるんです。「急いで動き出したからって、きちんと成果を出せなきゃ動く意味なんて無いんだ。」「的外れな行動をするくらいなら、何もせずじっとしている方がいいに決まってる」などと、いかにももっともらしい答えが出てきます。心当たりはありませんか？

今朝の気脈メッセージは「難しく考えずに、先ず動き出してごらん」と語りかけています。腰を上げ動き出す為のもっともらしい理由なんて要らない。「そろそろ動き始めようと思ったから、立ち上がって2～3歩前進してみた」でいいのです。

いざ動き始めると身体の気のめぐりに変化が訪れます。自分を取り巻く周りの景色が変化し始めます。すると「よし、もうしばらく前進してみようじゃないか」と気持ちも切り替わるんです。

動き出す理由なんて別になくてもいいのです。動き始めてから思ってもみなかった大切な理由が生まれ出す場合も少なくありません。だとするなら、色んな理由をつけて動こうとしないのは筋違いになります。本当はダラダラしたまま動きたくないと思っているからかもしれない。

それならそれでいいでしょう。でも、自分がいつまでも動き出さないでいることに罪悪感や後ろめたさを感じながら生きて行くのも考えものです。それって想像以上に大きなストレスを作り出します。体力を使わず楽をしてるつもりでいても結局しんどい生き方を選んでいるのです。