ビーチボールの空気が抜けたようになってスーッと萎んでしまうエネルギーの動きを感じます。でも空気の抜けた風船のように縮んでシワだらけにはならず、ボリュームは小さくなりつつも全体的にはピシッと引き締まっているんです。

これは私たちが抱え込んでいる不要なエネルギーが放出され失われることを示しています。但し上でも説明しました通り、この放出が崩壊や消滅を意図したものではありません

空気が抜けたように縮んで寂しくなってしまうしまう現象。こうした出来事があちこちで起こることになるでしょう。

絶対に手放したくないものを手放さなきゃならない時は辛いものです。慣れ親しんだ仕事を手放したくない。今まで親しくしていた人間関係を手放したくない。大切なお金を手放したくない。大切にしていた持ち物を手放したくない。でも神様の目から見てそれがあなたにとって不要なものであったなら、手放さなきゃならない流れに遭遇することになりそうです。

大切にしていたものを失う時。いくら全力で握りしめていても、いとも簡単に両手からこぼれ落ちてしまうんです。その時は喪失感で落ち込むだろうけど、必要があって手放すことになったのだと気持ちを切り替えましょう。

あなたの手から放れて行ったものは、あなたには不要だったのです。心が傷つき、その時は何が何だか意味が分からなくても後になって「ああ、そうか、そういうことだったのか」と心から納得できる日がきっと訪れることでしょう。