日常生活の中で私たちは、ついつい逆のことをしでかしてしまいます。頑張らなきゃならない場面で力が緩んでしまって成果を出せなかったり、全然頑張ら無くていい場面で意味なく頑張ってみたりするんです。

正しいと思っていたことが正しくなかったり、絶対にダメだと思っていたことが意外にも正しかったりってこともあります。モノを無くし、いくら探し回っても見つからないものが、探すのを止め探していたことさえ忘れた途端に簡単に見つかるという皮肉なこともよく起こります。

今朝の気脈メッセージは「これだ！と思っていた方向見つめ何の手掛かりも無いことに気付いたなら、直ちに今まで見つめていたのとは全く逆の方向に視線を切り替えることだ」と語っています。

戦国時代の物語によく登場するのが、味方だとばかり思って懇意にしていた武将が実は味方を装っていただけの裏切者で、大切な場面では敵となり命がけで対決することになるというストーリー。逆に敵だとばかり思っていた対立する敵の武将が、展開の流れの中でひょんなきっかけで心が通じ合い力を合わせることになり、信頼すべき生涯の友になる思いがけない出来事も起こります。

今朝のメッセージは思っていたのと逆の方向に意外に真理が存在するものだというこの世の皮肉について語っています。過去の自分の生き方を思い出し自分を責めて生きている姿勢を改め、未来に美しい花を咲かせるプランを全力で思い描いてみてはどうでしょう。