今朝現れたビジョンは、懸命に背伸びをするんだけど身体が不安定になり直ぐに元に戻ってしまって「ふー」っとため息をつく人の姿です。一瞬、背伸びなどせず身の丈に合った生き方をすべきだというメッセージなのかなと思ったのですがちょっと違っていました。

今朝語られていたのは全くその逆で「勇気を出して背伸びしてごらん」だったのです。背伸びしてみることでまさかの自分の能力に気づくことがあるのです。普通に考えたならまず自分には出来そうもないことを「やります！」とか「やってみせます！と宣言してチャレンジするのも背伸びです。宣言したからには「出来ませんでした」などとは言えなくなります。

もし出来なかったなら周りからの信頼を失ってしまうことにもなりますし、自分の面子（めんつ）を保つためにも人の何倍も努力してでもやり遂げねばなりません。その追い詰められた状況が本人の底力を引き出すことになり結果として思わぬ成功を手にすることになるケースも少なくありません。「よーし！やったらやれるんだ！！」と自分に自信を持つことが出来ます。

しかし、周りに宣言してチャレンジしてみたもののどうしても力及ばず志半ばで挫折することだってあります。「あーあ、やっぱりダメだったか」と一瞬がっかりすることになるだろうけどそれはそれでいいのです。自分の身の丈をよりリアルに思い知ることが出来ます。力いっぱいやるだけやってダメだったんだと納得ができますし、後になって言葉にできない爽やかな余韻を感じることも出来ます。

「どうせダメに決まってる」とか「私には無理だ」と自分に言い聞かせ行動にストップをかけていませんか？何のチャレンジもせず敗北宣言をするくらいなら、失敗覚悟で背伸びして一ランク上の目標にありったけの力でぶつかってみましょうよ。結果がどうであれ、後々になって全力でチャレンジした自分の人生にきっと満足ができるはずです。