昨日は「人は好きな人の好きな側面だけを選んで見ていて嫌いな人に対しては嫌いな側面だけを選んで見ている」という話を書きました。
大好きだった人のことを突然嫌いになるのは、好きだとばかり思っていた人から嫌いな側面が次々と現れ始めたからです。そうなると今度は嫌いな側面ばかりが気になり出し、次々と粗（あら）探しばかりが始まるんです。
大好きだという思いを心に抱き長年親しくしていた相手が実は嫌な面ばかりを隠し持っていた最低のやつだったんだと崖から突き落とされたような気分になることもあるでしょう。
「何だよ！ずーっと騙されていたー」と思うかもしれない。でもすべて相手が悪いんじゃなくて、都合のいいように美化して決めつけていた自分の責任が圧倒的に大きいのです。人には常に二つの側面があることを心に留め置く必要があります。
とは言え、好きな人の好きな面だけをいつまでも見続けていたいと思ってしまうのは人情です。ある日その思いが裏切られることになるかもしれないけど、その日が来るまでは相手の大好きな部分だけを選んで見続けようと決心したのならそれはそれでいいのです。
そういう人にお勧めしたいのは自分の思いや受け止め方を大切にしながらも、感情を一時的に外して全く別の角度から相手のことをエネルギーの集合として感じてみる習慣です。いきなりは難しいかもしれませんが「やってみせるぞ！」と心に誓い、気脈診の勉強会に参加して少し頑張ったら誰にでもできます。
エネルギーで感じてみたなら見たい部分も見たくない部分も分け隔てなく両方公平にキャッチすることになります。エネルギーとしての特性なので見たくない部分に対しても冷静に受け止めることが出来ます。
「へーっそうだったのか。今まで気づかなかったけど、あの人にはこんな側面もあったんだな」程度の反応で心の準備が完了します。全くショックが無いとは言えないかもしれないけど、あくまでエネルギー上の特性としての情報ですから、胸に抱く相手のデータが無理なく自然な形でアップデートできるんです。
だからもしもこの先、知りたくなかった相手の姿を目にすることになった場合でもそれ程驚くことはありません。これは体験した人じゃないと分かりません。そういうことが起こるかもしれなかったことを潜在意識の中で既に予習できていたから、何が起こっても「ああ、このことだったんだな」と納得出来、別に取り立てて大騒ぎすることではなくなってしまったのです。
今まで通り自分の心の赴くままにやや偏って自己中の視線で相手を見ても大丈夫。でも思い出した時だけでもいいから個人的な感情を取っ払った姿勢で相手をエネルギーとして淡々と受け止めてみてください。
長所も短所も兼ね備えた総合的な相手の姿が浮かび上がることになります。大好きな部分は否定する必要も無いしそのままでいい。しかし神様じゃないんだからエネルギーとしてのマイナス面も備わっていて当然。それが大好きな相手のより実相に近い姿なんです。
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明日香天翔について
気脈診のスペシャリストであり、エネルギー鑑定の能力は卓越したものであり、鑑定を受ける人のほとんどがその能力に圧倒されます。気脈診は中国で誕生したと言われる古くからの鑑定法です。気は 目に見えないエネルギーのことであり、脈は繋がりや振動を表します。気脈診は気脈を診るという意味で、目に見えないエネルギーの繋がりや振動を五感で感じ取り、言葉にします。土地、空間、人が発信する隠された真実を一歩踏み込んで解き明かし、多くの人たちに人生の指針となるメッセージをお渡ししています。
明日香天翔のワークショップは、独自のエネルギーワークや呼吸法によって、澄み切った心の目で正しく物が見えるようになり、日頃の迷いや苦悩を取り除き、 内側に眠る潜在能力に気づき、人生で適切な判断をすることをサポートしています。