母はアート、絵に関して教えてくれただけではなく、私たちの部族の人たち、障害を持つヒトたちの改善のために立ち上がりなさいと教えてくれたのです。2018年、私にとって扉が開き始めた時であり、その時まで母とともに取り組んでいました。
世界が私を見て、私にもいろんなことができることがわかって、その前は鳥かごの中にいてそこから出られない鳥のような、そんな感じだったんですが、自分が創造するアートを見て扉は開いたと思ったのです。
扉が開き、そこから飛び出したのです。そこから、多くの扉が開いていきました。これは、障害者全員にとってそうだと思うのです。障害者にチャンスが与えられるべきであり、鳥かごの扉を開いてあげれば飛べるのです。
私が思うのは、みんな、鳥かごから逃げたいと思っていると思うのです。閉じ込められたように感じているのです。行っていいよって言われれば、もっとかごから出てもっと見られるし、それぞれの属する社会でここに自分はいるということがわかってもらえると思うのです。耳が聞こえない人間としての私の経験、私が生きた経験だけではなく、障害を持つすべての人にとって改善がシドニー全体で実現されて欲しいと思います。