今朝は、まるで童話の「ジャックと豆の木」に登場する太い緑の幹が現れ天空まで伸び上がって行く場面に出会う人の姿が目の前に浮か上がりました。その緑の太い豆の木を登って行きさえすれば、混沌とした今の世の中からさっさとおさらば出来、レベルアップした意識の高い上の階層に何の苦も無く辿り着くことが出来るんです。
しかし、この人物はそんな絶好のチャンスを見向きもせず、何も無かったかのようにそのまま通過して先に向かって進んで行ってしまうのです。無理に上の階層へと居場所を替えることに心は惹かれない。たとえ自分がこの先もあまり光も当たらずうだつの上がらない現状を歩むことになったとしても全くそれでいいということなのでしょう。
ある日突然そんなチャンスが自分に訪れたなら、ほとんどの人が全てを投げ打って無心になって天空に繋がる豆の木を登って行きそうな気がしていたので少し意外でしたが「世の中にこんな人が居てもいいよなぁ」と感心しつつホッとするような安心感が広がりました。
その気になれば何の苦労もせず今すぐ簡単に上の階層に登ってしまうことが出来るチャンスの遭遇したにもかかわらず、まだまだこの先も現状に留まり、慣れ親しんだ現実の世界の中でさらに数多くの体験を重ねて生きて行きたいという気持ちを貫く尊い意思表示だと思います。