この先生きて行くことへの不安や死への恐怖がずっしりとのしかかり、まるでお通夜に参列する人みたいに元気の無い顔をして過ごす人を何人も見てきました。気持ちはよくわかります。私だって高齢者であり、決して他人事ではありませんからね。でも落ち込む気にはなれず、どちらかと言うと笑って過ごしている方が多い気がします。
この世には随分長生きする人もいれば驚くほど短命に終わる人もいます。神様から与えられた寿命は人それぞれであり自分が何歳まで生きるのかは結局誰にもわからないんです。
元々は私たちの魂は「あの世」に居るんだけど、ふと気が付くと、ある日突然「この世」に肉体を授かって生まれることになるという風に理解すると分かりやすいです。
死に対して悲壮に考える必要は全くありません。神様との約束の期日が来てそれまでの共に歩んで来た肉体から離れて魂だけが故郷である「あの世」に戻る日が訪れることになるだけですから。
よく例え話で耳にするのは、私たちの魂は「あの世」から「この世」に旅に来ているのだというお話です。「この世」と呼ばれる環境で肉体を授かり過ごす期間がその人の寿命です。旅の期間が終了したなら再び「あの世」へと戻るということなんんです。正に「この世への旅〇〇泊〇〇日」に参加したみたいなもの。
折角の旅なんだから最終日まで可能な限りいろんな体験をして思う存分楽しまなきゃ勿体ないのです。一般的なツアーの場合なら、旅の最終日が目の前に迫ろうとも、最終最後の日まで思いっ切り楽しもうと思うじゃないですか。「あー、もうそろそろ旅が終わって帰らなやならないんだな」と寂しがって沈み込んで何も手につかずホテルの客室に引きこもったままみたいな過ごし方はしないはずですよ。
人生の旅も同様です。「あー、今回の人生の旅は山あり谷ありで楽しかったなあ。いつまで生きるのかはわからないけど、残された日も最後の一日まで徹底して楽しく過ごしてみせるぞ」と心に誓って過ごすことをお勧めします。そう思って生きなきゃ絶対損ですよ。