
イラストをご覧ください。では、物語へと続きます。
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子猫が出会ったモグラ(土の中)の世界
主役は子猫。
母猫と兄弟から離れ、自分だけで散歩に出るのはこの日が初めてです。”何にも怖くはないぞぉ!”といつもより胸を張って歩いていると、突然(モコモコモコモコ)に足元の土が盛り上がってきました。
その拍子に落ちてきた石ころが子猫の足にぶつかってきたので、子猫は咄嗟にピョン!一歩後ろに飛び跳ねました。”イタッ!それに、びっくりしたー!?何なの?”と、盛り上がった土をよく見ると、見たこともない生き物がこっちを見ています。
その生き物は”もしかして、びっくりさせちゃった?ごめんごめん。”と子猫に優しく話しかけてきました、”君は誰?どうしてそこから出てきたの?”と子猫は不思議そうな顔でモグラに聞き返しました、”僕は、モグラ。ここの土の中で暮らしているんだよ。”とモグラは答えました。
子猫:えーー!?僕もその中に入りたい。ねえねえ、モグラさんの家で遊びたい。
モグラ:え!?遊べる家じゃないよ。それに君は入っちゃダメだよ。危ないよ。
子猫:なんでなんで。大丈夫!危なくないよ。僕は、もう大きくなったから。
モグラ:そういうことじゃなくて。目とか鼻とか口に土が入っちゃうと痛いし、苦しいし、危ないよ。
子猫:えー!お願い!お願い!お願い!お願い!ダメって言っても、ついて行っちゃうもん。
この言葉を聞いたモグラは、もっと危ないことになるぞ!と思い、少し考えると、
モグラ:わかった。わかった。じゃあ、君が通れるくらいのトンネルをほってあげるよ。
でも、君の足元までの短い距離だからね。本当に危ないから!!
子猫:わーい。やったー!トンネル♩トンネル♩
トンネルがなんだかわからなかったけど、どにかく嬉しそうにはしゃぐ子猫です。
モグラは、土の中に戻ると”うーん。参ったな。あの子が通れるくらいの大きさに掘らないと”と少し頭を抱えると、”往復して広げて行けばいいか!”と掘り始めました。子猫が土に埋まらないように固めに!表面から浅く!短く!僕の三倍くらいの大きなトンネル!穴掘りは得意中の得意ですが、今回ばかりは時間がかかりました。待ちくたびれた子猫は、”ねえ、モグラさん!まだ?もういい?入ってもいい?”穴の入り口から何度も叫んでいます。その度に”まだダメダメ。危ないから。絶対入っちゃダメだよ”とモグラが返事をします。何度目?何十回目?このやり取りが続いた後、モグラが穴から出てきました。
モグラ:やっと完成!!お待たせしました!どうぞ。どうぞ。僕の後についてきて。でも、ゆっくりね。穴の入り口から子猫を誘導します。
子猫:わーい。やったー。待って。待って。モグラさん。
モグラ:その前に注意事項!まず、話さないように。口を開けると細かい土が入っちゃうから、お口をチャック!大きめに掘ったから、トンネルには触らないこと。土が崩れやすく危ないからね。あと、なるべく、目を細くしてね。目に土が入らないように。
と子猫に丁寧に説明しました。子猫はというと(モグラさん、危ない!危ない!うるさいな。ママみたい。僕はもう赤ちゃんじゃないのに!)と、絶好調な気分に釘を刺され、ちょっとムッとしました。
モグラ:さあ、行くよ。注意したこと守ってね。
子猫は”はーい”と小さい声で返事をするとワクワクしながらモグラの後に続きました。薄暗い穴の中、土の表面とは全く違う土の匂いと暖かいのか涼しいのかわからない微妙な温度と不思議な静けさに、思わず”土の中ってすごーい!”と叫び、ついついいつものようにゴロンと穴の中で体を回転させてしまいました。”え!?うそっ!”と驚いたのは、モグラです。その瞬間、パサパサパサパサ!モワモワモワモワ!表面だけをやっと固めてあった土が、子猫とモグラの上に覆い被さりました。うあああああああ!ゲホゲホゲホゲホッ!子猫の悲鳴と咳き込む声が聞こえました。幸いにも地上スレスレにトンネルをつくっていたため、天井が崩れても、埋もれることはありません。すぐに、土の中から二匹が顔を出しました。
モグラ:大丈夫?
子猫:わーん。ゲホッ!大丈夫じゃないよー!ゲホッ!でも、大丈夫!!えーーん。ゲホッ!目も痛いし、口の中はジャリジャリしてるし、体は土だらけ。状態は最悪です。
でも、自分がお願いしたんだから!僕は赤ちゃんじゃないんだ!モグラさんは悪くない!と自分に言い聞かせると、
子猫:モグラさん、ゲホッ!ありがとう!ゲホッ!僕、もう、家に帰るね!ゲホッ!楽しかったよ。ゲホッ!ショボショボした目で、咳も止まらず、体を何度もフリフリし、土を落としながら、モグラの元を去りました。
その姿を見送りながら(気をつけてね。きっと、大丈夫だよね。もう会わない方がいいよね。元気でね。)と呟くとモグラも土の中に戻りました。
やっとの思いで、家に着くと、ママ!ママ!ママ!と子猫は泣きながら、母猫にかじりつきました。兄弟たちもその姿にびっくりし、誰も一体何をしてきたの?とと問い詰めることなく、全員が子猫の体を舐め、一晩中、順番にケアしてくれました。
数日後、すっかり元気になった子猫は、モグラに土の中に連れて行ってもらえたこと。注意事項を守らず、事故にあったこと。辛くて泣いたことを省き、武勇伝になっていました。
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⭐︎参考までに。
あなたの中に眠っていたストーリー(記憶・経験)
洞察力もあり、謎解きも好きなあなたなので、簡単な解説も省きますが(笑)
二つだけ、あなたのエネルギーから強調してほしい”注意事項”があるそうなので、お伝えします。
1. 夢中になりすぎると、怪我・事故・病気のリスクがあることに対しても、すっかり忘れてしまう。(身の危険より好奇心が勝ってしまうと危ない)
2. しつこいお願いに弱い(笑)あなたは洞察力が高く、それに基づき予測でき、頭の中で何が起こるかシュミレーションできる人です。
それなのに、しつこいお願い(他者からの粘り強い欲求・注文)に弱くせっかくの能力が発揮されず”ああ、やっぱりそうなっちゃったか。断れば(反対すれば)よかった”と後悔することになりかねない。
これ以外は、イラストやストーリーから、影響を受けている考え方、才能、性質(性格)など、あたらめて自分を理解、整理、伸ばすために読み取り、使ってください。