外出先で、たまたま目にすることになった手入れされた庭園や整然と棚に並べられた鉢植えの盆栽を眺める度に、わあ凄いと見とれてしまいます。心を込めて手入れすれば広い庭の木々も棚に飾られた鉢植えの植物もこんなに美しくて素敵なんだなと感心します。
でもよく考えてみると、それらの木々は人間の好みに合わせて容赦なく枝を切り落としされ、人の意図する形になるように力づくで針金を巻いたり折れそうになるほど枝を曲げて引っ張って固定したりして強引に作り上げられた形状な訳です。
見た目は美しい天然の植物ではあるけれど、見方を変えたなら、人が居なけりゃ実現することの無かった作り物なんです。そう言ってしまえば夢が無くなってしまうのであまり考えたくないですけどね。
人も同じなんですよ。内も外も磨き抜かれ周りから羨望の目で見られるような立派な人になる為には、常に周りからの目を意識し本当の自分じゃない人工的な自分を生きなければなりません。
しかし、与えられた人生をどう生きるのかは本人の自由。どう生きるのが正解だとか誤りだという決まりは何もありません。但し、ずっと人目ばかりを気にして自分じゃない自分を生き続けなきゃならないのはやはりしんど過ぎます。
無理をしなくていいのです。どんなにカッコつけて生きて来た人にも人目などどうでもいいと心の底から思える日は必ず訪れます。そうなれば人目ばかりを気にして生きて来た毎日を躊躇うことなくキッパリ手放すことをおススメします。その後はありのままの自分を気楽に生きればいいのです。