この差は一体どうして現れたのでしょう。バランスの良い食事や十分な睡眠時間が取れているのかが関係するという話をよく耳にしますが、もっと重要なポイントがあるのではと個人的に考えています。
年齢上に老け込んで見える人の多くは「物事に対する興味が全くわかなくなった」「笑うことがほとんでないし、ときめくことなど皆無だ」「めっきり行動しなくなった」の三拍子が揃っているんです。
それに引きかえ、年齢よりはるかに若く見える人の多くは「様々なことに興味や関心を持つことができる」「よく笑うし、その時々で何かにときめき夢中になれることがある」「心惹かれることに対してはためらうことなく直ちに行動に移すこと多い」の三拍子なんです。
この違いが継続すると驚くほど大きな差となって現れます。「そう言えば若い頃はもっと色んなことに興味を持てたし、フットワークも軽くいつも笑顔で行動していたよなぁ」と思ったなら黄色信号。「興味ない。しんどい。動きたくない」という悪魔の呪文が身体全体に鳴り響き、どんどん自分自身を老化させ劣化していくのです。
これに対して、実年齢よりもはるかに若く見える人は、様々なことに関心を示すことが出来、ときめきと共にアクティブに振舞うことが出来ます。とにかく行動的です。物事をポジティブに受け止めることが多く、毎日が楽しくて笑顔でいる時間が多いのが特徴です。
森田療法というのがあって「人は、らしく振舞うと、らしくなっていく」と考え方が有名です。入院中の患者がいつまでも重病人みたいな表情や仕草のまま過ごしているといつまで経っても元気にならないばかりか症状が重くなってしまう。しかし、パジャマを脱ぎ捨て、お洒落な洋服に着替えて健康な人のように振舞っていると、見る見るうちに病状は回復に向かうといった実験も行われたようです。
物事に興味を持つことが出来、ときめきの思いと共に直ちに行動に移すことが出来たなら、身体が錯覚を起こし若々しさを取り戻すのかもしれませんね。体の機能だけでなく物事に対する受け止め方や考え方まで若返るので驚きです。