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新型コロナウィルスの蔓延で経済、仕事、日常生活が『停止』『中止』の状態に追い込まれている、陥っていると人間は考えているだろう。それは、違う。今生きている人類が経験したことのない方向へと変化しながら動きだしている。

原因が何であろうとも、生物は”死ぬ”のだ。死（終わり）がなければ、誕生（始まり）はない。
誕生と死は、魂とハイヤーセルフが決めることだ。どんなに人類が進化しようが、生死は思い通りにはならない。
多くの人間がこのことに気づいているにも関わらず『思い通りにできる！』と信じ、『できなかった（できない）』という事実に気づく度に、怒りと恐怖を創造している。進化しているのは人類だけではなく、微生物、菌類、ウィルスも進化しているのだ。人間は、自分たちの生活がより快適に！より贅沢な生活ができるよう進化したが、
彼らはこの環境で生き残るために進化したのだ。そして、彼らも進化しないと”生き残れない”環境にしたのも人間なのだ。

今、直面すべきことは、自分だけ、自分の家族だけ、自分の国だけが”豊かであればいい””生き残れればいい”という考えが人類の経済的、科学的な、進化の根底にあったということだ。
人類が生き方、あり方を変えるための気づきと機会をもたらすため、新型肺炎にかかったものたちは、咳をし、熱を出し、隔離されながらも、自身の病気だけではなく、置かれている環境に向き合っているのだ。
だが、肺炎にかかっていない者たちは、肺炎にかかったものたちをテロリスト扱いし、メディア、ネットを使い怒りと恐怖で混乱させ、マスク・消毒液の奪い合い、買いだめ、転売に大忙しだ。ウィルスよりも悪影響を及ぼしている”こと”の重大さ”に気づいていない。

ウィルスは、近いうちに、人間を犯す”病”としてではなく、生き残る術を見つけるだろう。
彼らは、人間を病にすることが目的ではない、生き残れればいいだけなのだ。
その時に、これまで、それぞれが放ったエネルギー（怒り、差別、偏見、いじめなど）、言動、選択、行動で、影響を与えた”こと”に直面するだろう。『停止状態』などではない、既に、人類が経験したことのない未来へと動きだしている。

以上。スピリットの世界からです。