あなたの身体の歪みに沿った過去世のルーツと道を辿ります。
構成は、
・過去世の真実のストーリー
・現代社会の古い考え／価値観のすり込みによって、過去の記憶が歪められ浮上し、
現世の自分に与えている影響
・上記による身体の反応（負担）
・過去世を繋げるルート（道）と身体の歪み（図解）
注)写真はイメージです。一番近いものを探しました。
＜3つの道＞
① 門下生を一人も入れなかった道場の後継ぎ息子人生
（日本）
-真実のストーリー-
いろんな”盾”を使った”立ちまわり”、太刀筋を習うという”舞”の要素が強い道場ですが、明らかに違う点は”無音”かつ、”目をつぶった”状態で相手と刀や剣を交わすところです。相手の気配、呼吸音、足のする音などを全身で感じながら舞い、交わします。子供の頃から父親に厳しく指導されていたのと、もともともっている感覚的な能力によって、あっという間に自慢の息子（後継者）に成長しました。
道場は安泰だと言われ続けていましたが、父親が病で亡くなくなった後、あなたの非常に強い”こだわり””美学””厳しさ”が相まって、誰もが”ついていけない”と次々やめていきました。
初めての門をたたく人にもなぜ聞こえない（わからない）？なぜ気づかない（感じない）？なぜできないんだ！！
最初から切れ味抜群な”本物の刀”を持たされ、目隠しをされた状態で相手の刀を交わすなど、体験者は皆、手や足は震え、身体は極度の緊張で硬直状態です。
人殺しー！と叫んで逃げていく人もいました。
でも、あなたは嘘ものの盾（刀や剣）など使いたくない！美しくない！とやり方を変えず一切の妥協もしませんでした。
父親の代からいてくれた右腕的な存在の”ベテラン（老人）”が亡くなった後、舞う、刀を交わす”相手”もいなくなりましたが、あなたの決意（こだわり）は変わることなく、道場という名ばかりの看板の”畳の大広間”で一人、本当に無音になった部屋で”音”を探し、感覚を研ぎ澄まし続けようと”瞑想”を始め、”瞑想”のまま人生を終えたのです。
-現代社会の考え/価値観によって現世と過去世が混同し歪められた記憶-
あなたは精神的・感覚的に自分にも他者にも“非常に厳しい“という過去世の自分を引きずって（引き続き）生きています。
過去の経験で“なぜわからない？なぜ感じない？”のなぜなぜ押しつけ攻撃で誰もいなくなった経験があるのにも関わらず、このチャレンジを続けています。
また過去世では、自分の持っている感覚・感性を後を継ぐものとして努力を惜しまず、実技に活かし磨き続け、理想通りの“舞（立ちまわり、太刀筋）”を手に入れました。あなたには自覚がないかもしれませんが、今もなおこの“過去世の続き“をしようとしています。あなただけではありませんが、人間の価値観で“理想の自分“を手に入れようとする考えこそが過去のエネルギーであるため、無条件で過去世の自分の続きを生きることになるのです。
人間に伝えることができる“魂の歴史“という観点では今世は過去世の続きですが、それも確かな事実ではありません。宇宙には人間に理解できない無類の真実がたくさん存在しています。
あなたは、過去世の続きを生きるために生まれたのではなく、この地球に新しいエネルギーで新しい人生を創造するために生まれてきたのです。
-身体の反応ー右の図①参照
あなたの”何かやることがあるはず！””できることが絶対あるはず！”という強い思い（考え）は、過去世の記憶と繋がっています。
それはつまり、”道場の跡継ぎ息子”ではない今の自分が、この”道場の後継ぎの人生”の続きを生きようとしているのです。
現実の世界と思い（考え）が望んでいる世界が一致していないため、『あるはず！』『でも、わからない、感じない、気づけない（見つからない）』と二つの世界の自分によって、焦り、怒り、嘆き、不満のエネルギーが”頭部”に創造されています。
②束の間でも”豊か”な人生
（チリ）
-真実のストーリー-
あなたの母親は、赤ん坊のあなたを連れて家を飛び出しました。
家庭に問題があったわけではなく、あなたの母親の”脳”に問題があったのです。
衝動的、発作的に飛び出したのです。
そして、自分がどこにいるのか、どうすれば戻れるかもわかりません。
寒さの厳しい高地に寒さを防げるものは何もない草原の夜、あなたの母親は疲れた体で横になり眠るように死にました。
あなたは、その母親の姿が見えない場所にいました。
母親が死ぬ数時間前に布に包んだまま”ポン”と草むらに置かれていたのです。
普通なら泣き叫び、脱水症状を起こし、母親より先に死んでいてもおかしくない状況でしたが、あなたの周りには”暖かい風”が吹き、鳥や野ねずみがどこからともなく木の実や枯草を運び、泣くこともなく凍えることもなく、母親の死から2晩越しました。3日目の”お昼寝”は、起きることなくこの世を去ったのです。
-現代社会の考え/価値観によって現世と過去世が混同し歪められた記憶-
この過去世の3日間の経験によって、あなたは自立心が強く、特に人に頼りたくない！精神（人に頼っても仕方ない。人なんて何もしてくれないという強い思い）が根底に存在しています。
どこまで自覚があるかはわかりませんが、幼い頃から生きていく上で必要なのは自分自身の強さだ！愛（愛情）なんて不要（何になる？）という考えを持って生きてきたのではないでしょうか？
そのため、あなたも自分に対して非常にクール、というか怖いくらいの冷淡さを感じているのではないでしょう。
今世（本当）のあなたは、”愛くるしい（かわいらしい）”エネルギーを持って生まれていますが、この非常にクールで怖いくらいの冷淡さ（過去世の記憶の一部）がそのエネルギーを生きることを邪魔（否定）しています。
この邪魔（否定）があなたの感情的なストレスとなり、クールさから一転、感情的な爆発を定期的に誘発します。
-身体の反応ー右の図②参照
感情的なストレスがたまるのが喉から胸の上部です。
喉のつまり、埃、乾燥、風邪ではないのにせき込む、気管支、肺の上のあたりにつまりや違和感を感じるでしょう。
③放浪者の人生
（アルゼンチン）
-真実のストーリー-
あなたは、特に歩けるようになってから”じっとしていられない”子でした。
本当にじっとしていられないのです。
好きにさせるとどんどんどんどん遠くに行ってしまうので、両親は心配し、家のドアというドアの高いところ（子供の手が届かない部分）にカギをつけ一人で家から出られないようにしました。
朝起きてから誰かと一緒に外に出してもらえるまで、足をジタバタジタバタさせながら待つあなたを見て、みんながこの子は何かの病気だと考えるようになりました。そして、もっと家に閉じ込めるようになりました。
もうすぐカギに手が届くようになるくらい成長した頃、両親があなたを病院に入れようと話をしているのを聞きました。
あなたは病気ではなく、もっと広い世界に興味があっただけです。
その思いが人よりも、数倍、数十倍強かっただけなのです。
このままでは、本当に閉じ込められる！と、洋服を数着と１日分の食べ物を袋につめ、隙をみ見て家から脱走しました。
あなたは頭が悪かったわけでもないし、身体も丈夫で腕力にも自信があったので、農場、工場、牧場・・・で一日から短期間の仕事（食事と宿泊付き）をさせてもらいながら幼い頃から夢だった広い世界を旅し（働き）生きたのです。
-現代社会の考え/価値観によって現世と過去世が混同し歪められた記憶-
この時の”家に閉じ込められた記憶”と”病院に閉じ込められそうになった記憶”が混在し、あなたは束縛・近すぎる関係、それを求めていそうな人、入り込んで来そうな人に対する拒絶反応、嫌悪感が非常に強いです。
”まるで、牢屋に入れられて一生出られない！”ようなシリアスな恐怖まで抱いている可能性があります。
このせいで、どんな人でも信頼できません。あなたは自分は人が苦手、人間関係を築けないタイプだと思い込んでいるかもしれませんが、家族、つまり親しくなった人はみんな私を牢屋（牢獄）に閉じ込めるに違いないという過去世の一部の記憶につながっている”妄想的な恐怖心”が働いてしまっているだけです。
この過去世は、幼い頃からの夢を叶えた”放浪人生”です。
ですから、あなたの”妄想的な恐怖心”は裏を返せば、今のあなたの新しい”自由”、この過去世よりも進化した（時代にあった）”自由を生きて！”というエールです。
-身体の反応ー右の図③参照
あなたは、今のあなたでこの時代の”自由を生きる”ことを望んでいるのに、自分を信頼していないため、過去世の”じっとしていられないからおかしい（病気）”という親の評価が脳内で再生されてもっと自分を縛りつけることになっています。それが、腎臓、股関節のリンパの周辺のエネルギーを固めています。
疲れやすい、疲れが取れない、気力がないなどの症状として現れるでしょう。
＜①と②と③の過去世が繋がる（道がつくられた）ことによるエネルギー的な負担と身体の歪み＞
・右の骨の図を参照ください。
あなたは、①の過去世の頑な拘り、厳しさを自分自身に向けています。
それが①の頭部から、エネルギー的圧力（塊）として、②へ、②から③へとどんどん重さを増しています。
それが、あなたを疲れさせると同時に気力や行動力を奪っています。
それに反し、自由に生きたい！という望みは強くなる一方です。
この摩擦が、あなたの感情的・精神的な不安定さを引き起こしています。
あなただけではありませんが、自由に生きられないのは誰のせいでもありません。自由に生きていいという許可と自由に生きられるよ！という励ましで行動させなければ、人間の多くは自分への不信感と不満で怒りのエネルギーで自らを焦がし、この人生を棒にふるでしょう。
私たちは、これらのルーツと道の存在を伝えることしかできません。
ここから先は、あなたの領域です。
どう捉え、どう活かすかは、あなた次第です。
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